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白の物語  作者: 甘味しゃど
第一章 見えぬ明光 Many_Difficulties_in_Future.
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第五節

 部屋の一室。

 シャドウはベッドの上に横たわり、電灯の光を見る眼を、腕で隠し寝転んでいた。

「……、」

 情報が揃わない。

 彼が探している情報の尻尾が掴めない。

 まだ明日があるといっても、長居はできない。だからといって、その片鱗も掴めず、彼は「このまま見つからないのでは……」と懸念してしまっていた。

 そもそも、そこにあるとも確証づかぬそれ。確定的な情報は一切なく、ただ噂の尾ひれを掴んできたのだから、それは当然かも知れない。


「……、ああ、不安しかないな」

 静寂は過ぎてゆく。


 そして、陽は昇る。

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