カクヨム
昨年末、カクヨムに登録して恐る恐る新作を2つばかり書き始めた。当初Novel Daysとは完全に分けるつもりだった。
衝撃的だった。すぐにハートが付いて応援コメントも付いた。PVも様々な角度から可視化されていつどれだけ読まれたかが手に取る様にわかる。カクヨムに期待したのはそういう評価されてる実感だけでなくリワードというインセンティブも大きい。多作、というよりいくらでも書ける僕にはNovel Daysの半年で15万PVが1円にもならないのがもったいなく感じた。
まず作品を増やさないと、といくつか書くうち、タイトルが秀逸すぎるとか、星にレビューが付くようになった。調子に乗った僕は1文字シリーズとかやり出すもそれすら「発想がすごい!」とか褒められる。
そのうちに好きな作家さんも見つけて僕も積極的に評価したり。そうした作家間の交流が自身の作品を引締め、時にハメを外させ、だいぶ上手になったと思う。リワードは「おっぱいは性交のもと」のおかげで4月と5月には50くらいになっていた。広告表示PV5000,アドスコア1000ちょっと。(もっとあったかも)小説の作法とかも少し学んだし、自主企画は選べばかなり有益なものがあって、その多くはコンテスト形式のものだったから頑張ったけど未だ無冠。賞が欲しいというモチベーションへの作用もあって、僕も「双葉紫明賞」など設け、こないだある作家さんに汚名を押し着せたばかり。選考で細密に読み込み講評する事で自身にも大きくプラスになった。とにかく楽しかった。だから諸々隙が出来てしまったかもしれない。
あそこにあるものを読んで貰えない現況は残念だし、復活は叶わなくともバックアップさせてもらう猶予は欲しい。警告メールに気付かなかったのが悪いんだけど、スマホ一本でスマホが死んでいた事情もあります。
けれど、これはこれで良かったのかもしれません。
だって、カクヨムに満足して夢中になってたら、他に目が行きませんから。
それは自分の恋の形とも似ていました。