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第33話・デスの自由研究

今回は「呪われし一族」に繋がる重大な事件が起こる。そして、ダークラの素顔が?

ザンバがリュウハクに雇われていたころ、デスは自由研究をやろうと思った。


デス

「ダークラ、僕・・・自由研究がやりたいんだけど、やってもいい?」


ダークラ

「やれば?夏休みだし、悪魔は人知を越える知能を持ってるけど、たまには勉強して頭をほぐさなければな」


ダークラはそういって笑った。しかし、ダークラは考えてなかった。人知を越える頭脳の生物の実験がどれほどヤバいかを・・・。

実は、他の悪魔も夏休みの宿題(?)をやっていた・・・。


ディスティニー

「ダークラ様、図画工作できましたーーー!!!」


ダークラ

「なに、三分でよく出来たな」


見ると、それ竹串に洗濯バサミがくっついたものだった・・・。


ダークラ

「なんだ、これ?」


ディスティニー

「これを使えば、ロケットを発射出来るんですよ!」


ダークラ

「お〜、すげえな〜。(心の声:こんな貧弱なアイテムにどれ程のパワーや魔力が!?)」


ふと、前方を見ると、巨大なロケットがあった。それと、No.9のサーチャーもいた。


サーチャー

「ダークラ様、お久しぶりです」


ダークラ

「お前、見かけないと思ったら、そんなの作ってたのか・・・」


サーチャー

「これ、弾道ミサイルなんです。小生のハイパーコンピュータ並の頭脳でこれを操作できるんです」


ダークラ

「そりゃ、すごいな」


サーチャー

「馬鹿馬鹿しいんですけど正直、ディスティニーのおかげで燃料をケチれるので・・・うっしっしなんですよね」


ディスティニー

「そんじゃあ、飛ばすぜ!うおりゃーーー!!!」


ディスティニーは何度も洗濯バサミを弾いた!しかし、何も起きなかった!


サーチャー

「期待したんだけど正直、君の頭脳はこの弾道ミサイルに搭載されているプログラムの5分の1くらいの知能しか在りませんね・・・」


ディスティニー

「がへっ!?」


すると、No.2のクエスチョンが現れた。


クエスチョン

「ダークラ様、フツメンの少女と超美形の女装少年とではどちらがいいかを聞いたところ、超美形の女装少年のが圧倒でした」


ダークラ

「で、調査対象は?」


クエスチョン

「ショタオタです!」


ダークラ

「それじゃあ、当然の結果というものだな・・・」


クエスチョン

「ちなみにフツメンの少女=花沢さん、女装少年=カツオくんでやってみました!!」


ダークラ

「花沢さん、フツメンなのか、そうなのか・・・。カツオくん、女装好きだってのはマジだったんか・・・」


ダークラは、女装少年のデスを思い出した。そして、どんな自由研究をやっているのか、気になった。


ダークラ

「デスは何やってんだ?」


ダークラはデスの部屋を開けた!


ダークラ

「何やってんのかなーーー?(笑」


すると、デスは机でぐったりしていた・・・。


ダークラ

「大丈夫か・・・?」


デス

「だ、だいじょふだお〜?ぼふ、なひもひてなひほーーー☆」


デスの手元には黒い薬みたいなものが見える。


ダークラ

「お前、元気な姿で母に逢いたくなかったのかよ!?」


デス

「はひ?おかーひゃんなんか、しらはい・・・。ぼふのこほがひんはいなほ?そへだっはら、かほをちかふけて・・・ぼふのかほをみへよ・・・」


見ると、デスの眼にはうっすらと涙が・・・。


ダークラ

「可哀相に・・・ダークヒーリングで治してやるよ」


ダークラが顔を近づけた・・・。

その時!!!


デス

「かかったな!!」


ダークラは変な黒い薬を飲まされた!!


ダークラ

「ぬっ、飲み込んでしまった!!

デス、まさか俺を道連れに・・・!?」


デス

「僕が薬物に手を出すとでも、思っていたのか!?(ブロリー風に」


ダークラ

「では、貴様が飲ませたのは何だ?味は正露丸っぽいが!?」


デス

「ダークラが飲んだのは、怒り・憎しみを解き放つ努発玉さ☆

あ、努発玉はダークヒーリングじゃ元に戻らないからね(はぁと」


デスはそういうと、微笑みながらウインクした!


ダークラ

「キモッ!!なんだよ、お前e・・・」


ダークラは突然俯いた!


デス

「キタコレ!!」


すると、ダークラは何かをつぶやきながら覆面を外し始めた・・・。


ダークラ

「優しさの力で抑えた怒り・・・。平穏な心で封印していた憎しみ・・・。

すべてを解き放って・・・。俺を呪った一族・・・血祭りにして、バラバラに引き裂いてやる!!!」


ダークラは闇に包まれた!!そして、ダークラはついに素顔を見せた!!!


デス

「か、母さんの顔に似てる・・・!?」


ダークラの素顔は白くて長い髪、眼のつり具合、あごのライン以外はマヤミにそっくりだった。いや、マヤミがダークラの顔にそっくりといえるだろう。

ダークラは闇をどんどん吸収した!ダークラの服は、闇の力で暗黒の鎧と化した!そして、ダークラは漆黒の闇から魔剣・ミナゴロシを取り出した。

もはや、そこにいたのは優しくて物ぐさなダークラではなかった・・・。憎しみに囚われた美形の魔王、ダークネス・ダークラとなっていた!!!


ダークネス・ダークラ

「リヴォードンとその一族、ことごとく闇に堕とす!!!!!」


ダークネス・ダークラはそういうと、城の天井を吹き飛ばしてどこかへ行ってしまった・・・。


デス

「僕のせいだ・・・どうしよう。

うわあああん!ふええええん!!いやああああん!!!」


デスは泣き叫んだ!

他の悪魔達も危機感を感じていた・・・。


ディスティニー

「ダークラ様を止めねば・・・」


サーチャー

「弾道ミサイルよ、ダークラ様を追撃し、撃ち落とせ!!」


弾道ミサイルは、ダークネス・ダークラを追撃した!しかし・・・


ダークネス・ダークラ

「こんなミサイルで、俺は殺せぬ!!!」


ダークネス・ダークラは弾道ミサイルをダークブレスで吹き飛ばした!!


クエスチョン

「まずいことになっちまったな」


このあと、ダークネス・ダークラは消息を絶つ・・・。呪いが解けるまで。

第9天魔王、おそらく「呪われし一族」が完結するまで更新しないか、他キャラが活躍すると思います。ザンバのエピソードが大体をしめるかな?

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