第29話・御前儀式:後編
後編も鬼畜。闇の勢力からも、光の勢力からも虐げられた神ってどんな末路を遂げるんだ?
前回のあらすじ・・・高をくくってハイレベルな儀式を選んだデストロイア。明らかにいじめとしか思えない行為に、涙目になりながらもひたすら耐えながら寝ていた・・・。
デストロイア
「おとろしに顔面の処女は取られちゃうし・・・。最悪だ〜」
闇王
「なに?顔面の処女って?」
闇王はバカバカしくて開いた口が塞がらなかったが、あることを思い付いた。
闇王
「あの・・・。ちょっといいところに行きましょう」
闇王はデストロイアをある場所に連れていった。そこはある湖だった・・・。
闇王
「ボーナスタイム☆ここでシジミを一匹でも採れたら、その時点で儀式は終了です」
デストロイア
「ああ。かならず採ってやる」
闇王
「では、せいぜい頑張って下さい(ニヤリッ」
デストロイアはシジミを探し始めた。三時間たっても採れなかった。そして、ついにデストロイアはカメラに向かってキレた!!
デストロイア
「なんだよ、弱者・ダークエルフどもめが!!!俺は必死で儀式やってんだぞ!?ってか、なんなんだよ、この湖・・・シジミがトゥルルって頑張ったんだぞ!?!?」
デデーン☆
デストロイア
「ふざけんなよ貴様ら。ブロッコリーみてぇにデデーン☆してやろうか?」
トン助
「ブロッコリーじゃなくて、ブロリー・・・ですっwww」
闇王
「ぬっへっほふ、奴の鼻の穴に指を突っ込んでやってください」
デストロイア
「あっあっあっーーー!わかった、俺の“デデーン☆”は無しだっ!!誰も殺さんから、そのゾンビより臭い妖怪はやめて・・・。きゃあああっ!♀!」
デストロイアは容赦なく、鼻の穴にぬっへっほふの指を突っ込まれた!!!
リアス
「近くの店でシジミ買えばよかったのよ」
デストロイアは死にかけていた。そして、理不尽すぎるジャッジにキレた。
デストロイア
「笑ってねーーーだろ?」
闇王
「話を噛んだから。トゥルルってなに?と、いうかボーナスタイム過ぎてんのに探し続けるとか・・・罰ゲームですな」
デストロイア
「もう、妖怪は無しだからな!!」
闇王
「安心なされよ、この罰ゲームで最期です」
デストロイアはそれを聞いて安心した。最後ではなく、最期となっていることに気づかずに・・・。
そこに現れたのは末弟の太陽神・ゴマーフだった。
デストロイア
「ご、ゴマーフ!!俺が悪かった。今、光と闇は和解するべきだ・・・」
デストロイアは土下座して謝った。すると、ごまはデストロイアをとった。
デストロイア
「すまない・・・」
すると、ゴマーフは笑いながらデストロイアを空中に放り投げた!!
ゴマーフ
「ごみどもにしか信仰されぬ兄など要らぬ!死ね!!!太凰勝明弾!!!」
デストロイア
「があああーーー!!ゴマーフーーーーー!!!」
デストロイアの眼はデメキンみたいに飛び出た!!そして、太陽まで吹き飛ばされ、太陽に飲み込まれた・・・!!
ゴマーフ
「あー、疲れたwwww」
闇王
「・・・殺せとまでは言ってないが・・・」
しかし、デストロイアは死んでなかった!デストロイア心は怒りに満ちていた・・・。
デストロイア
「許さん・・・光も・・・闇も・・・。憎い・・・憎い!!!」
新たな悪夢が始まろうとしつつ・・・ある・・・。
暗黒神より、太陽神のほうが鬼畜な件について。光=正義、闇=悪って観念がなんだか怪しくなってきた・・・。暗黒神;;