第27話・鬼畜試し
オメガが肝試しではなく、鬼畜試しをすることに。ついにあのキャラが太陽神となり、暗黒神と激突する・・・?
オメガは息子や魔王、はては部下にフルボッコに言われ、へこたれていた。
その夜・・・。
デス
「父さん、どこ行くの?」
オメガ
「・・・鬼畜試しさ・・・」
オメガはそういうと、宿から出ていった・・・。
その頃、強大な闇が近づきつつあった・・・。
暗黒神・デストロイア
デストロイア
「久しぶりだな。地球・・・」
デストロイアはある場所へ向かっていた・・・。
デストロイア
「この星で決着をつけよう。太陽神・ゴマーフ、我が末弟よ」
いっぽう、オメガはある生物と遭遇した。
モスマン
「あの・・・。鬼畜試し、一緒に行きましょうか?」
オメガ
「一緒に行ってもいいが・・・。鬼畜試しってなに?」
モスマン
「特定のスポットで心霊写真が撮れるまで帰れない、むごい肝試しです・・・」
オメガはそれを聞いて怖じけづいた。しかし、部下や息子に良いところを見せないと、殺されると覚悟していたため、仕方なく鬼畜試しをすることになった。
真っ暗な闇の中、いきなりモスマンが叫んだ!!
モスマン
「アッー!」
オメガ
「わっ、な、なんだ?」
モスマン
「あそこに赤いハゲが居るーーー!!」
見ると、それはポストだった・・・。
オメガ
「あれは、ポスト・・・です(ゲンナリ」
モスマン
「なんだ〜、脅かすなよ」
オメガ
「(心の声:お前が脅かさないでくれ)しかし、丸っぽいポストだな」
すると、またモスマンが叫んだ!!
モスマン
「わはーーー」
オメガ
「ななな何だーーー!?」
モスマン
「あそこに誰かいる〜」
見ると、目の前に黒い鎧を着た男がいた。
オメガ
「だれ?」
デストロイア
「いや、実はね、道に迷ってしまったんだよ」
オメガ
「ならば、私について来てください」
オメガは宿へデストロイアを誘導することになった・・・。
モスマン
「ねぇ、どこ行くの?どこ行くの?ねぇ、どこ行くの?どこ行くの?ねぇ、どこ行くの?どこ行くの?ねぇ、どこ行くの?どこ行くの?」
オメガはモスマンを無視して、宿へ帰った。・・・暗黒神を連れて。
その頃、ごまはまがまがしい闇を感じていた。
ごま
「この気は・・・暗黒神デストロイア・・・なの・・・か!?」
すると、パーティにも異常が!!
デス
「ぎゃああああ!!頭が引き裂かれるくらい痛い!!」
ディスティニー
「なっ・・・!?体が・・・動か・・・ない」
ダークラ
「俺は何ともないが・・・。なんだ、この闇のパワーは!?俺を上回っている!!!」
ビコーズ
「・・・」
ランスロット
「お前は喋れなくなったんだな」
ごま
「叩き潰す!!」
ごまは呪文を唱えた!ごまを激しい光が包む!!
ランスロット
「まさかとは思っていたが・・・。本当に太陽神ゴマーフだったんだな、ごまよ」
ダークラ
「ごまが・・・。太陽神?」
ごまは光を放つ太陽神に変身した!!
ゴマーフ
「そこか、デストロイア!!!」
ゴマーフは壁を突き破って、デストロイアに向かって突撃した!!!
デストロイアはいきなり、光のようなものがぶつかってビックリした!!
デストロイア
「なはーーー!?!?」
オメガ
「あれ?」
デストロイアはぶつかった奴がゴマーフだと知ると、高笑いした!!
デストロイア
「ははは!!その程度か?末弟よ。お前の力では・・・」
デデーン☆
ダークエルフ
「デストロイア、アウトー。と、いうかお迎えに参りました」
デストロイアはダークエルフに連行されてしまった・・・!
デストロイア
「くそーーー、どうしても相手を見下すときに笑ってしまう」
オメガ
「なんだ、あれ」
ゴマーフ
「お前、よくデストロイアの闇に耐えられたな」
ゴマーフはごまに戻ると、オメガのことについて話した。
デス
「やっぱり、父さんはすごかったんだ」
ディスティニー
「強大な闇に耐えられることを知らず・・・。あたら、すまぬ・・・すまぬぅぅ」
ディスティニーは土下座して謝った。
オメガ
「ああ・・・(心の声:デストロイア、どこ行ったんだ?」
その頃、デストロイアは大勢のダークエルフを引き連れた闇王と対談していた・・・。
デストロイア
「お前の迎えは強引すぎる」
闇王
「まぁ、毎回のことですので・・・。それより、あの儀式をやらねばなりませんぞ」
デストロイアはこの儀式でとんでもない目にあう。
デストロイアがダークエルフの儀式を受けることに。ダークエルフ、本当に暗黒神を信仰してるのか?ってくらい、すさまじいことになる・・・。