第25話・虚無に消えた皇帝
ラグリアスが進化します。そして、あのキャラが現れる。
リュウハクとダークラがなんだかんだしているなか、空気になっていたラグリアスは悲しみにくれていた・・・。
ラグリアス
「なんか、すんごく空気になってるよね、私だけ・・・」
ラグリアスは白鳥王女の捜索をあきらめ、神聖ラグリー帝国に帰ってきていた・・・。
てるてる
「新しく、戦力が増えましたぞ」
ラグリアス
「おっ、新人か。呼ぶがいい」
てるてる
「おっー、皇帝さよんどっぞーーー。早くこー、おめー」
ラグリアス
「と、栃木なまり?」
すると、口のデカイウナギが入ってきた。
フクロウナギ
「フクロウナギ・・・です」
ラグリアス
「特技は?」
フクロウナギ
「喰う・・・です」
すると、いきなり近くに潜んでいた暗殺者を飲み込んだ!!!
ユマ
「ぎゃああああ!」
ラグリアス
「なんだ・・・弱肉か。で、強いの?それ?」
フクロウナギ
「一定の確率で敵を一撃で倒します。生物ならすべての存在に効きます」
ラグリアス
「つよっ!」
その時、ヘブンとドリームが現れた!!
ヘブン
「あなたに強い妖魔を差し上げましょう」
バク
「僕の夢は、この世の悪い夢を食べることです・・・」
ラグリアス
「強いのかーーー?」
ドリーム
「ならば、確かめましょう」
ドリームはユマを救出し、ナイトメアをかけた。
ユマ
「う・・・うんん・・・シンシアさん、もうやめて〜(涙」
ラグリアス
「どんな夢見てんだ、こいつ」
バクはナイトメアを食べはじめた。いい夢も巻き添えで喰っているが・・・
てるてる
「こいつ・・・できる!?」
ラグリアス
「いいねぇ」
すると、それに嫉妬したフクロウナギが、ラグリアスをかみ砕いた!!
ラグリアス
「ぐわぁ!!体が真っ二つに!!!」
ラグリアスの体から光の粒が流れ出した・・・。
てるてる
「ラグリアス様っ、この消滅防止箱の中に!!」
ラグリアスは箱の中に入った。体が光の粒になったが、流出はまぬがれた。
てるてる
「ラグリアス様、今からきんきゅーしゅづつ(緊急手術)すっから、たえてろーーー」
てるてるはカートに箱を乗せて、走り出した。ところが!!!
ガラガラ・・・がしゃーーーん!!!
カートの車輪にユマのあほ毛が絡まって、カートが倒れてしまった!
ヘブン
「どんな状況だよ・・・W」
消滅防止箱は壊れ、中からラグリアスの光の粒が流出した!!
てるてる
「アッー!」
しかし、光の粒は地面に落ちた状態だった・・・。
妖魔ゲドウ
「どうやら、ラグリアスざまぁWの光の粒は空気より重いようですね・・・」
ドリーム
「では、さっさと回収して緊急手術をすれば・・・」
ドリームは言葉を失った・・・。
なんと!!!バクがラグリアスの光の粒をペロリと食べてしまったのだ!!
ドリーム
「ああっ!食べちゃった!!」
てるてる
「いや、まだ口の中に・・・」
バク
「ごくっ」
バクは飲み込んだ・・・
てるてる
「・・・」
バク
「ああ〜☆」
ヘブン状態になった!
バク
「のどごし☆パラダイス!!!」
しばらく、ユマのあほ毛の絵をお楽しみください。(小説だからないけどさ)
ドリーム
「こっちのほうが放送事故・・・」
そして・・・。
てるてる
「ラグリアス様、もう歩けますぞ」
ラグリアス
「あ、ああ・・・」
ラグリアスは歩きだした。しかし、ぎこちなかった・・・。
ラグリアス
「なんか、体がムズムズするな」
ラグリアスは自分の体を触った。なんかスベスベする・・・。
てるてる
「ラグリアス様・・・すいません!!」
てるてるは土下座した。
ラグリアス
「どうしたんだ?」
てるてる
「実は・・・。ラグリアス様の肉体を完全に再生出来なかったので・・・75%くらいサイボーグにしました」
ラグリアス
「はああ!?なんじゃそりゃーーー」
てるてる
「敵に合わせて馬刺しモードや昆布モードになりますが・・・」
ラグリアス
「・・・」
ラグリアスはメカラグリアスに進化した!
シンシア「カートを操作するときは、車輪にあほ毛が絡まないようにしよう!」