表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/34

第21話・深海の魔物、解印

オメガのお見舞いの話はジャンル的に変わってくるので、番外編やるつもり。今回はオメガが帰ってきてからの話。

悪魔達はダークラ城に戻っていた。城に帰ってきたオメガはダークラに頼まれた物を封印するため、倉庫を開けた。


デス

「父さん、ここは・・・?」


オメガ

「ここはダークラが拾ってきたりしてきた、意味不明なアイテムを入れておく場所だ?」


デス

「ふーん・・・。ねぇ、この壺の中身なに?」


オメガ

「開けるな。それは猿酒だ。腹が痛いときに飲むといいらしい」デス

「まぁ、僕は子供だから飲んじゃダメだよね」オメガ

「まぁ、ネタのために所持してるんだよ。イスラムでは酒は飲めぬからな。ちなみに中身見ると、死ぬよ」


デス

「まさに、デスポット・・・!!」


オメガは奥の棚にカプセルとボールを置いた。


デス

「それって・・・今川と孫市だね」


オメガ

「うむ・・・。では戻るぞ」


デス

「もう少しだけ、見ていい?」


オメガ

「ここは危険だ。お前だけ置いていくのは・・・」


デス

「僕、もう13歳なんだよ?それに父さんは僕のことが可愛くないの?」


デスは目をうるうるさせた・・・。


オメガ

「(心の声:こいつ・・・!!!)わかったよ。見ててもいいぞ。そのかわり、変な所をいじるなよ・・・」


デス

「ありがとう、父さん!!」


オメガが立ち去ったあと、デスはとんでもないことをやらかしてしまう!!


デス

「さて・・・。邪魔な親父はいなくなったことだし・・・。ん?なんだ、この変な水槽は?なになに・・・?“深海の魔物濃縮水槽”だって!?」


近くに網が置いてあった。デスは悟った・・・。


デス

「はは〜ん。これで、この中をウヨウヨしている物体をすくうんだな」


デスはさっそく、網でその物質をすくった。そして網から出した。すると大きな魚になった。


デス

「なんだ、これ・・・?口がデカイ鰻だな」


ごま

「おっ、その魚はフクロウナギだね」


デス

「なぁっ!?・・・なんだ、ごまちゃんか・・・。ビックリした」


ごま

「僕がダークラに献上した、深海の魔物濃縮水槽が心配になって来たんだけど・・・。うん、君ならそれを使いこなせるかもしれない」


そこで、ごまは水槽を持ってデスの部屋へ入った。


ごま

「暗いところに置いてね!」


デス

「この中の魚を全て覚えれば、僕モテるかも」


ごま

「ああ・・・、そうだな。(心の声:その姿じゃ、男しか寄って来ないから)」


この会話をディスティニーは偶然聞いてしまった。

デスは部屋を出た、その時!ディスティニーのみねうちが飛んできた!!デスは気絶してしまった!


ディスティニー

「許せ、デスよ・・・」


ディスティニーはデスをオメガの所へ連れていった・・・。

そしてオメガは我が子をベッドに縛り付けた。


オメガ

「すまぬ、息子よ。お前はまだ“珍味”の味を知るには幼過ぎる」


オメガはスキッブしながらデスの部屋へ入った。


オメガ

「ごま!!この水槽の生き物は喰えるのか!?(興奮」


ごま

「全部喰えるかはわからないよ・・・」


オメガ

「じゃあ、喰ってみないとな☆」


オメガは網で生き物をすくいまくった!!!


ごま

「あああ〜。メンダコやユメナマコは食えないと思うよ!!デスが泣くぞ!!」


オメガ

「別に構わん!!なぜなら地獄の悪魔だから!!!そして、我が子を泣かせても何ともないわ!!!ヘルクライムデビル(地獄で泣く悪魔)だもん」


ディスティニー

「土鍋持ってきた!!」


オメガはヘブンやサインも呼んで、深海の生物たちをガンガン喰いまくった!!!


ごま

「あああ・・・。僕がせっかく作り出したアイテムを〜!!(怒」


するとディスティニーがビビってこう言った!!


ディスティニー

「なぁーーー、でかいダンゴムシがーーー!!!」


ヘブン

「ぐわっ!!イカからアンモニア臭が!!」


サイン

「固っ・・・!!と、思ったらなんだこの貝・・・鉄で出来てる!!」


三人はどっかへ行ってしまった。そして、最も恐るべき事態が!!


デス

「親父ーーーっ!!!(大泣」


オメガ

「わぁーーー許せ!!!」


ごま

「全く愚かな親父だ。殺されてもしらん」


このあと、ダークラ城の天気は大荒れになったという・・・。

オメガ「許せ、息子よ・・・。ぬぎゃああああ!!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ