第20話・暗黙からの帰還
今回はマジでグダグダ。ヘルクライム78柱のキャラが二人現れたり、オメガは金属を喰うことが出来るなど。本来の目的が・・・。
ダークラ達がどっかへ行ってしまったころに、オメガは目を覚ました。
オメガ
「あ〜、よく寝た〜。・・・へああっっ!?!?」
見ると、目の前にヘルクライム78柱のヘブンとサインが立っていた。
ヘブン
「暗黙の世界のダークフェンリル、ギガケルベロスの討伐、完了しました・・・」
オメガ
「ほう・・・もう完了したか」
サイン
「腹減った。飯もらおうぜ」
二人は勝手に食堂に入った。
サイン
「おお、デス・・・。前より可愛くなったか?」
デス
「サインこそ、前より強くなっただろ?」
ウェザー
「つい最近、皆既日食があったが、そちらはどうだい?」
ヘブン
「いや〜、皆既日食バンバン起きていたよ」
サイン
「皆既日食になるたんびにダークフェンリルの遠吠えが飛んできて、死にかけた事が何回あったか・・・」
オメガ
「そういや・・・。深夜、隣の部屋で忠勝が叫んだかと思うと、凄まじい効果音が・・・」
デス
「げほ、ごほ、ぐへ・・・(汗」
オメガ
「やっと静かになったと思ったら、上からまた忠勝の叫び声と効果音が聞こえてきて、仕方なく耳を塞いで寝た」
音速マン
「・・・。そういや、他の奴らが見当たらんぞ?」
デス
「ヨーロッパの奴らは自分の国に帰った。ダークラの娘のマヤミは学校に行くために日本へ帰った。ダークラは知らん。音速マンの家内はショッピングに出かけたぞ」
音速マン
「って、ことは今ここに要るのは悪魔だけか?」
オメガ
「そうなるな」
ヘブン
「そういえば、暗黙の世界でミスリルを見つけましたぞ」
オメガ
「これを喰えば、私の手から生やせる刀がもっと強く・・・」
するとデスが涙目になった・・・。
オメガ
「そうだ・・・。お前、昔私のハンドブレードをいきなり見せられて非行に・・・女装に走ったんだよな」
ヘブン
「デス様・・・。オメガ様はハンドブレードが使えぬと、全くといっていいほど弱くなってしまうんです。だから、解禁させて下され」
デス
「いやだ」
ディスティニー
「粋がってんじゃねーーー!!」
いきなり現れたディスティニーはデスを天井に吹き飛ぶほど殴りつけた!!!
デス
「ぬぎゃああああっ!!!」
ディスティニー
「こいつ、父の失態を言い訳にこんな格好してたんだ!!オメガのハンドブレードなんか、別に怖くなかったんだ」
オメガ
「なにぃ!?騙したな息子よ・・・」
デス
「ごめん・・・」
音速マン
「いい加減、帰れよ」
ディスティニー
「本当は母さんに似ていたから・・・だろ?」
デス
「うん・・・(涙」
音速マン
「あの・・・何が言いたいんだ?」
オメガ
「母さんか・・・。確かにお前は母さんに似たところがある。おてんばな所とかな」
その時、マヤミが闇から飛び出した。
マヤミ
「オメガさん、未來くんのお見舞いに来てくれませんか?」
オメガ
「・・・。ああ、わかった」
オメガはマヤミと一緒に日本へ向かった。
デス
「なんか、マヤミとかいう女子高生・・・僕の母さんに似た雰囲気があるんだけど?」
音速マン
「(心の声:デスの母親ってどんなやつなんだ?)」
ヘルクライム78柱のみんなが帰ったあと・・・。
音速マン
「にしても、デスとオメガって似た叫び声出してるな・・・。父子だからか。あとダークラとデスのムカつきっぷり・・・あの二人、血ぃ繋がってんじゃないのか?」
音速マンは冗談半分に戯れ事を言っていた・・・。
ごま「なんでオメガは、お見舞いに行かなきゃならないんだ。No.1なんだから、他の奴らにまかせりゃ・・・アッー!」