第18話・ダークラ・イン・ナイトメア
今回は一部ガチホモなシーンや、ダークラの夢の中では意味不明なキャラがいっぱいでるので注意。後半あたりでついにあの三人がそろう。
深夜零時・・・。他のものが寝静まったにも関わらず、ダークラとデスは戦国無双やってた。
ダークラ
「お前もっとフォローしやがれ!!」
デス
「僕、バーチャルの人間殺すの好きじゃないんだ。何となく悲愴なものが・・・」
その時、音速マンが怒りながらやって来た。
音速マン
「いい加減寝ろよ。ダークラ、忠勝の無双バグはマジで止めてくれ」
ダークラ
「だってベッド、一つしかないんだもん」
音速マン
「二人で一緒に寝ればいいだろ!!」
デス
「え〜、やだよーーー。55のおっさんなんかと寝るのなんて」
ダークラ
「それは石田純一(同い年)を否定したようなもんだぞ!?」
デス
「わかったよ。寝るよ」
ゲーム機は音速マンが持って行ってしまった。
ダークラ
「さて、♂寝るぞ、デスよ♂」
デス
「なんだよ、♂のマークは?」
デスはダークラと同じベッドで寝ることになった。しかし、デスは面白くなかった。
デス
「(心の声:こんな変態のために涙を流すなんて、バカバカしかったな〜。この屈辱、晴らさせてくれる)」
デスはナイトメアの呪文を、眠っているダークラの耳元で唱えた。その最中、また目から涙がこぼれた。
デス
「あれ・・・なんでまた涙が?」
デスは涙を拭いながら、眠りに着いた。
ダークラはとんでもない悪夢をみた・・・。
ダークラ
「あれ、目の前にいるのは・・・ささやき女将?」
ささやき女将
「ぼそぼそ・・・」
ダークラ
「な、なんて言ってるのかな?」
ダークラが耳を近づけた瞬間、女将は大声で怒鳴った!!
ささやき女将
「しねーーー!!!」
するといきなり、マクドナルドの場面になった。
ダークラ
「どうせ、らんらんるー☆とかだろ?」
すると店頭にいたのは直江兼続だった。
直江
「愛するお客諸君、義を持ってナオエーセットを買ってくれ!!」
よく見ると、・愛¥0円となっていた。
ダークラ
「たしかに、そうだけどな」
店を出ると、何やらへんてこな世界にやって来た。
ダークラ
「なんだ、目の前にうさみみのやつがいるぞ?」
見ると、ポピーという奴だった!!
ポピー
「死ね!!」
ポピーはナイフを投げてきた!!
ダークラ
「なんだ、こいつ・・・?」
ダークラはダークガードを使って跳ね返した!!するとそれは直江兼続に当たった!!!
直江兼続
「馬鹿な!?私には心臓が三つあるはず・・・!?」
ダークラはぞっとした。
ダークラ
「まさか、呪われたか!?名前のそっくりさんの呪いでも喰らったか・・・!?」
するとまた場面が変わった。料理の置かれたテーブルの前に座っていた。そして、見知らぬ男がこう言った・・・。
リュウハク
「英雄は・・・お前と、わしじゃ」
その時、コップが床に落ちた。その瞬間、目が覚めた。
ダークラ
「変な夢だった・・・」
となりでデスがスヤスヤ眠っていた。
ダークラ
「何も言わないときは可愛いんだが・・・。ケータイで撮影しよう」
ダークラはデスの寝顔を写真に収めた。そして、ベランダに出ると・・・。中央に料理の置かれたテーブルがあった。
ダークラ
「まさか・・・?」
見ると、夢のなかにいたあの男が目の前にいた。
リュウハク
「お前と話がしたかった」
リュウハクはダークラをテーブルの前に座らせた・・・。
ダークラ
「で、何の用だ・・・?」
リュウハク
「この世界の英雄は誰だと思う?」
ダークラ
「アーシェロンなんかはどうだ?」
リュウハク
「奴は確かに強かった。あのロックトロールを一刀両断するほどの実力の持ち主だったからな。しかし、奴はもうこの世にいない」
ダークラ
「では、アーサーは?」
リュウハク
「奴は勇者だろ?英雄とは一味違う」
ダークラ
「では、誰が英雄なんだ?」
リュウハク
「お前と、わしじゃ・・・」
すると、上空からなにかが落ちてきた。
ラグリアス
「私もその一人だーーー!!!」
ラグリアスはテーブルに着地した!!食べ物が飛び散る・・・。ダークラの正夢は夢のまた夢になってしまった!!
ダークラ
「これって、三傑ってこと?」
リュウハク
「ふっ、そうなるな」
ラグリアス
「三人でかんばろう」
こうして、三人は薔薇の咲き誇るベランダで三傑の誓いをたてた。
その頃、音速マンはというと・・・。
音速マン
「忠勝の無双バグおもすれー。・・・もう朝になっただと!?」
ついにそろったダークラ、リュウハク、ラグリアスの三人(厳密には一人と一体と一匹)。ここから馬鹿なことが始まってしまうのか?