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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界が舞台

悪役令嬢と黒猫男子

 十六歳の春、ルシアンナ・カサンドラ伯爵令嬢は、限界をむかえていた。
 パニック障害を抱えていることをひた隠しにして、王太子エドウィンの婚約者にふさわしいように演技する日々が、つらくてしかたがない。
 しかも、幼少期に事故にあったことで、少女小説「デイジア王国 春姫と太陽の王子」の世界に、悪役令嬢として転生したと知ったせいで、身の破滅を恐れてもいた。

 ひょんなことから、宰相の放蕩息子、ラドヴィック・アーヘンに事情がばれる。
 しかしラドヴィックは、ルシアンナの境遇を不憫がりながらも面白がり、ルシアンナの望み「穏便な婚約破棄」を一緒にがんばってくれることに。
 
 はたして、小説の主人公メアリ・スプリングと王太子をくっつけることに成功した二人だが、最後の難関、ルシアンナの母という毒親がたちふさがる。
 おじけづくルシアンナを励ますラドヴィックと過ごすうち、ルシアンナはラドヴィックに恋心を抱いている自分に気づき……。

 ※アルファポリスと重複投稿。アルファポリスのほうが速いかも。
 (以前、なろうにものせていたのかな? 忘れましたが、再掲になるんだと思います。たぶん)
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