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炎の鳥 〜愛故に〜  作者: ルースマ
R
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いつか頂点へ

 いつしか俺はこの国を変えたいと思うようになっていた

このRに支配された世界を、俺がここでRを倒しこの国の頂点に立つこの国を確実に良くしたい、俺に知識がある訳では無いがそれでも


この国は強さで支配されているなら俺が頂点に立てば最強のRに勝つことが出来れば国を変える事ができる、その夢を叶える為にはもっと強くならないといけない


もっと強くならないと今のままじゃ足りないここに来て修行なんてものがほとんど出来ていない今は力任せで勝ててもいつか限界がくる


「徳郁く〜ん?」

ひまりが俺の顔を覗き込みながら俺の名を呼ぶ

「あ、ごめん考え事してたどうしたんだ?」


「も〜疲れてるんですか?修行に行ってくるっていったきり夕方になっても帰ってこないから心配して来たんですよ」


そう言われて空を見ると太陽が沈みかかっていた、最近集中すると何も見えなくなってしまう、特に筋トレ中は自分の世界に入ってしまうから余計周りが見えなくなるぐらい深く考えこんでしまう


「もしかしてもう晩ご飯出来上がった感じ?」

「そうですよ!今日は徳郁くんが好きなじゃがいもの味噌汁です」


ここが日本と限りなく似ててよかったなと思える、あとは魔法なんてものがなければ争いも起きなかったかもな、結局人間は力があると争ってしまうようだ


だからこそRを倒さないといけない、修行をやる事によって着実に能力が上がっていってる魔法も威力が上がってる、だが技のバリエーションが少ないのが少し悩みどころだ


高威力で炎をだすのと炎の玉を作り飛ばすあとは炎で小さい台風を作る技ぐらいだ、技名はその時の気分で変えている、技を出す時にいちいち技名を叫ばなくても出せるならそんな事しなくてもいいんだが


この世界では技名をいちいち叫ばないと出せないだからこそ技名で俺がどんな技をだすのか敵にバレるのが嫌だから毎回変えるようにしている。


たぶん技名とどんな技をするかをセットで頭にイメージできているから技としてでるのだろう実際俺は叫ぶだけでも技が出ないこともないがそれをすると威力が下がるからいちよう叫んでいる


あとわざの……

ドンッと音がなり俺の鼻とおでこに痛みを感じた、それもそのはず俺は宿舎の部屋の扉が目の前にあった、


「だだだ大丈夫ですか?徳郁くん!」

「すまんまさか考え事をしすぎてドアに顔面をぶつけるとは思わなかった、恥ずかしい恥ずかしい」


「本当に大丈夫ですか?悩み事があるなら言ってくださいね!?」


「ごめんな気おつけるよ」


Rを倒すその事を胸に刻み今日も明日もずっと修行を続ける

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