ひまりの思い
私の名前はひまり、バフやデバフといった支援魔法を得意にしています!物心がついた時には私の親はいませんでした、そして街の皆さんの親切でどうにか生きていましたが徐々に皆さんは私を邪魔者扱いするようになりました、
でも仕方ありません私は何もしていないのに皆さんから色々な世話をしてもらったのです、だから同期の子供達に虐められても耐えました、泊まらせてもらった大人達に嫌がられても私は我慢しました、だって私は必要ない子だから……
でもそんな私をふゆきさんと言う方が拾ってくださりました
ふゆきさんは昔の闘いで重症を負い胸の機械に特殊なパワーストーンをはめ込まないと1分で死んでしまうそうです、私は拾ってもらった恩があるので、ふゆきさんの為に身の回りの事をしていました
誰かに必要とされるのは凄く嬉しい事です、そんな私に変化がありました、それはR教と闘う人との出会いです、ふゆきさんは付いていくといいと仰っていたので少し寂しいですが
私は徳郁くんと言う方について行くことになりました、最初は不安だったけど徳郁さんは凄くいい人で私を必要としてくれました、BRAVEJEWELとの闘いの後ふゆきさんは徳郁くんについて行けとの事だったので
旅に同行する事になりました、宿で同部屋になった時は凄く緊張しましたがお金が無いので何日も宿で暮らす私達にとっては仕方ないことでした
宿での暮らしも慣れてきた頃それでも慣れない事がありました、それは徳郁くんとずっと一緒ということです、別に嫌と言う訳では決してありません
でも何故か心臓がバクバクしてしまいます、ふゆきさんは歳上だったけど徳郁くんは同い歳らしくて、同い歳に優しくされるのは初めてでした、だから少し緊張しちゃいます
もしかしたらこれが好きという気持ちなんだと思います、でも徳郁くんは由実さんという大切な人がいて由実さんを助ける為に闘っていると聞いています、だから私の気持ちはこの日記に書くことにします。
あ、もう日が沈みそうですそろそろ徳郁くんが帰ってくる頃なのでそろそろ終わりにします
ひまりの日記✕月〇日