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得意教科  作者: 海野幸洋
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プロローグ

プロローグ

いつもの会社の上司の机。そこで彼、(まち)は退職の届け出を提出した。

ある私立大学を卒業し世間からは一流と呼ばれる企業に就職し二年が経とうとしていた時であった。

折角就職したというのに仕事にはやる気もでず。かといって仕事が上手くいかないというわけではないのだが。でも彼はその届け出を押し通し会社の外へと出て行った。

「どうして。」

会社を出る前、同期として入った友人が彼のことを止めた。

「つまらないんだよ。」

それが事実だった。はたから見ればレールに乗った人生。誰が敷いたわけでもない。自分が敷いたレール。今までそれに飽きることはなかった。しかしいざ自分の人生を振り返ると何か不快感を覚えた。

「一度病院に行った方がいいんじゃないか。」

友人は提案する。鬱病。そう言いたいのだろう。

「そうかもな。」

気持ちの入っていない返事。町はそんな返事を友人に返しただまっすぐに自宅へと帰宅した。




Twitterで言ってたやつ

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