45◆◆◆場所:『某駅前のカラオケで』……語り手:【Doing(オタクなDQN)】
◆◆◆場所:『某駅前のカラオケで』……語り手:【Doing(オタクなDQN)】
「ちょっと、なんでいきなりアニソン』なんか歌ってるのよ! もっと私たちみたいに『一般人(フツーの人)』にもわかるような歌にしなさいよ! なに、それ『ギャルゲー』?」
《それともエロゲーのほう?》と、【電波な削除人】が激しくウザいです。
「別にいいだろ。誰がどこでどんなの歌おうと。名曲は名曲だろうが!w 『水樹奈々』とか、『菅野よう子』とか知らねぇのか? ――おいおい、『久石譲』なんて『宮崎アニメ』の筆頭核だろうが! 『オタク(職人)』をバカにしてたら足元すくわれるぜ?ww」
「いや、私が言いたいのは、あんたらみたいな『気持ちの悪いオタク(キモオタ)』が鬱陶しいってことで!」
《何でも》、《萌え萌え~》、《ってウザイのよ!》と、【電波な削除人】がマイクを持ってプリプリと。
「バカ、そりゃ偏見だろうが。『オタク(職人)大国・日本』に対して、それはダメだぜ。パソコンがただ得意なだけなのに『オタク(笑)』って言われるヤツらの身になってやれよな。――とっても悲惨だぜ。『アニメ(見る専)』や、『グッズ(買う専)』はな、他国に売り出しても良いか『品質をチェック』する重要な仕事をしてるんだぞ! それを否定しちゃダメだぜ。『絶望先生』読んで出直して来い。つうか、オレは『公共の福祉』に何も反してないぜ。オレの『表現の自由』を認めやがれッ!」
《ごめん》、《専門用語多過ぎでわからなかった》と、【電波な削除人】が唖然としてて。
《はっ、これだから『ハイレベル向け』って作品になっちまうんだろうなwww》と、オレは獰猛に笑いながら。
オレ達のいつものバカ騒ぎを見てる、二人が居て。
そんなよくある『カラオケ』風景ってことで〆とくぜ。
とりあえず、アレだ。
『オタク』=『キモイ』ってのは『印象操作』で騙されてんだぜ。
――日本人の大半は、夢を追いかける『オタク(職人)』ばっかで、『世界の工業』と『経済』を支配してるのによ。