Question2 作品づくりで最も重視していることは何?
紫苑「では、2問目は私がくじを引きます!」
紫苑がくじを引く。
紫苑「この質問はジャスパー先生からです」
ジャスパー先生「こんなに早い段階でいいのでしょうか?」
紫苑「くじ引き式なので、仕方ないじゃないですか? 2問目は「作品づくりで最も重視していることは何か」?」
瑠璃「リアリティですね」
ジャスパー先生「なぜ、リアリティなのですか?」
瑠璃「私は学園ものの作品が多いので、リアルな学校生活の中にファンタジー要素やアクション要素などを詰め込むのが好きなのかもしれませんね」
紫苑「例えば?」
瑠璃「んー……『ふしがくシリーズ』だと、何気ない学校生活の中に怪盗ベルモンドとか出てこないじゃないですか?」
紫苑「確かにそうですね。リアルな学校生活の中に現実には起こらないであろう不思議な事件である怪盗ベルモンド騒動……ということですか?」
瑠璃「そうそう、そんな感じです。それに対して、『闇医者・悪役令嬢シリーズ』は友梨奈のいじめのシーンは本当にありそうな定番のものしか書いていません。まぁ、現実にはこちらもリアルな学校生活の中で、ジャスパー先生みたいな人が出てくるのはありえませんし」
ジャスパー先生「そうですね。現実にはありえませんものね……」
瑠璃「リアルな世界ではありえないものを入れられるという点は自分の作品でガッツリと入れられますしね! それが面白ければさらにいいでしょう」
紫苑「なるほど!」
ジャスパー先生「それで成功したのは……(ニヤリ)」
瑠璃「それが『闇医者・悪役令嬢シリーズ』の本編である『いじめられて自殺した私が闇医者によって悪役令嬢に転生され、過去の自分を客観的に見る』じゃないですか? 私的には改稿をやりたいですが……」
ジャスパー先生「黒川先生、ありがとうございます! 改稿しないでくださいね?」
瑠璃「いや、改稿しますよ? ガッツリとメスを入れさせていただきますので」
ジャスパー先生「キャー、手術されちゃう……!」
紫苑「先生、気持ち悪いです」
ジャスパー先生「すみませんね。36歳の男性がこのようなことをして」
瑠璃「ここで年齢をばらしてしまうジャスパー先生が潔い(苦笑)」
2017/01/01 本投稿