Question15 ハイペースで創作を続けるコツは?
ジャスパー先生「(ここまできてしまいますと、黒川先生は影で何をしているのかが分からない……。今、こうして話している時もストーリー構成とか考えているのだろうか……)」
紫苑「先生、難しい顔をしてどうしたんですか?」
ジャスパー先生「なぜか分からないのですが、黒川先生はある意味恐ろしい先生だと……」
紫苑がくじが入った箱を持ってくる。
仕方なくくじを引くジャスパー先生。
ジャスパー先生「噂をすればこのような質問なのですね……15問目は「ハイペースで創作を続ける黒川先生。そのコツは」? 出題者はkeisei先生からです」
瑠璃「現在、定期更新を3作品(注・2016年12月31日現在)を週3回書かせていただいていますので、速筆とかハイペースとか言われていますが、実際には連載中の全12作品中3分の2は不定期更新です」
紫苑「そのうちのほとんどが……」
ジャスパー先生「不定期更新……!?」
瑠璃「はい。さっき、例に挙げた『異世界洋菓子店』と『ときえん改稿版』は不定期更新枠です。その定期更新している3作品がメインなので、不定期更新は早くても1ヶ月に1回更新できればいい方なのです」
ジャスパー先生「定期更新の作品の文字数はどのくらいですか? 大まかで構いませんので、教えていただければ……」
瑠璃「一番少なくて300字台で多くても2000字前後くらいですかね……定期更新をはじめてやってみた作品である『闇医者・悪役令嬢シリーズ』の本編は900字から最後になるにつれて3000字くらい書いていましたしね」
紫苑「今はそのくらいなんですね! 『ふしがくシリーズ』は文字数がバラバラだったのに」
瑠璃「今はさっき言った文字数でいっぱいいっぱいなのです。仕事をしながら毎週火曜日、木曜日、土曜日の週3回定期更新を行っていますので意外と辛いのです。更新したら次の作品の繰り返しですからね……締め切りはその3日間の0時が締め切りですから、どんなに文字数が少なくてもじゃんじゃん更新する。寝落ちしてしまった場合はその日の朝、速やかに更新しています」
ジャスパー先生「定期更新がない毎週月曜日、水曜日、金曜日は何をしているのですか?」
瑠璃「短編を書いたり、定期更新のストックはもちろん、不定期更新の作品を書いたりしています。連載作品が完結しそうと判断したものに関しては毎日更新したりしていますので、なお、ハイペースだと感じられた方も少なくないのではないかと――」
紫苑「毎日更新ということは毎日0時までに仕上げるということになりますよね!?」
ジャスパー先生「僕は1週間くらい毎日更新を体験させていただきましたが、途中で死にかけました……黒川先生、毎日寝ていますか?」
瑠璃「ちゃんと、寝てますよー。よく、「なろうの更新は義務じゃないよ」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、元々のクオリティーが低いのに、すべて不定期に切り替えてしまったら、クオリティーはもちろんのこと、作者の腕が鈍ってしまうのが嫌なので、今も続けさせていただいております」
ジャスパー先生「(この人は怖い。本当にいろいろな意味で怖い……)」
瑠璃「ハイペースに更新するコツはたとえ1話あたりの分量が少なくても決められた時間までに更新分を仕上げること。どんなに隙間時間があったら、短編でも何でもいいから書いてみること。なろうは最低200文字から投稿することができますので、「200文字小説」を書いてみるのもよいでしょう」
紫苑「「200文字小説」は難しそうですね」
瑠璃「慣れると楽しいですよ。あとは「○○企画を実施します!」などとユーザが主催する企画もありますので、普段書かないジャンルや作風に挑戦してみると創作活動の幅が広がりますので、オススメです☆ またしてもヘンテコな答えで申し訳ないです(ぺこり)」
ジャスパー先生「尺が……」
瑠璃「もうまとめましたよ?」
ジャスパー先生「お、お疲れ様でした」
2017/01/02 本投稿




