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「はぁ はぁ」

少女は夜の町の中を走っていた。

その少女は銀色に輝く髪に透き通るような白い肌で.とてつもなく綺麗だ。

そんな少女が夜の町を走っている理由はもちろんランニングなどではない。

「まて!」

後ろから軍服みたいな服を着た人間たちが叫びながら走ってくる。

少女はこの軍服を着た人間たちから逃げていたのだ。

「撃て!」

軍服を着た男が叫ぶと軍服を着た人間たちが一斉に銃を取り出し少女に撃つ。

その銃からは普通の銃弾ではなく光輝く魔力弾が放たれる。

しかし、少女が魔力弾に手をかざすと、すべての弾が少女に当たる前に空中で爆発する。

そしてまた少女は走り出す。

「頼むーーー水原」

軍服を着た男が呟く

「•••はい」

返事をした瞬間に水原と呼ばれた少女は集団を飛び出し光の剣を展開して銀髪の少女に切りかかる。

すると銀髪の少女は右手を空中に掲げ、どこからともなく自分と同じくらい大きな漆黒の剣を出し、光の剣を受け止め、水原を吹き飛ばす。

「くっ•••!!」

「時間稼ぎご苦労、お前のおかげで(神人)を包囲できた」

軍服の男は手をかざし叫ぶ。

「撃て!!」

(神人)と呼ばれた少女を囲んだいた軍服の人間たちが、一斉に銃から魔力弾を撃ち出す。

(勝った)

軍服の男がそう思った瞬間、少女が光り出す

そして軍服の男が目を開けて驚愕する。今までその場所にあったはずの建物や地面が消えていたからだ。

軍の男の部下達は生き残っていたが その中心にいた少女は消えていた。

「くそがっっ!!!」

軍服の男の叫びは星が輝く夜空に消えていった。

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