登場人物(ネタバレあり)
随時追加予定です。
<水鏡 瑠依♀>
本作の主人公。17歳の夏休みに、魔導書『アルバテル』によってフェルミオンへと飛ばされる。
極度の活字中毒者で妄想癖がある。
「薄暗い室内。充満する古書の香り・・・。あの整然と並べられた文字を前にしただけで・・・・あぁ!!」
本さえ絡まなければ、いたって普通の女子高生。
<アルバテル(通称:アル)♂>
瑠依をフェルミオンに召喚した魔導書アルバテルの意識体。
『生きた魔導書』『真理の書』『夢幻の書』などなど・・・・様々な名前で呼ばれているが、当の意識体である本人は宿主(瑠依)至上主義。
「瑠依と僕さえ良ければ他なんてどうでもいいよ。僕、他人(雑草)に構ってるほど暇じゃないんだよね」
瑠依には甘々。その他多数はモブくらいにしか思ってない、実は魔導書の美少年。
<エルレーク(通称:エル)♀>
ヴァスッテーナ国の王宮図書館にある、禁書閲覧室の住人。
国宝として禁書閲覧室の最深部に安置されていたはずだが、気だ付いた時には意識体のみふらふらと図書館内を遊覧していた。その為、一部の間では『禁書質の亡者』だなどと呼ばれている。
本人は情報系魔術に優れているとは思えない程、おっとりふわふわ系?
「ねぇ?本なんかよりお花を並べた方が、ずっと可愛くなると思わない?お人形さんも並べて、カーテンは白にしましょう。・・・あら、ヤダ。そう言えばココ地下だったわねぇ。それならいっそ・・・クス」
見た目も口調もおっとり系。でも中身は・・・・?