「男はつらいよ」俳句詠み 寅さん
掲載日:2026/08/22
渥美清(あつみ きよし、1928年3月10日 - 1996年8月4日)は、昭和から平成にかけて活躍した日本の国民的俳優、コメディアンとして知られるの
渥美清さんには4つの顔があった。伴内風に言えば「ある時は渥美清、ある時は『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎、またある時は本名の田所康雄」。
そしてもう一つの顔はあまり知られていない物語、俳句詠みとしての顔である。
俳号「風天」を名乗り、作品数は200を超える。風天は古代インドの風の神、言わずもがな、「フーテンの寅」から来ている。「風天 渥美清のうた」(大空出版)に秀句の数々が収められている。
その中の〈お遍路が一列に行く虹の中〉は新日本大歳時記に掲載されている。春の季語「遍路」のほかの例句には、高浜虚子や山口誓子ら、そうそうたる俳人の作が並ぶ。国民的な人気を博した渥美さんの知られざる顔だ。
寅さんの故郷・葛飾柴又の寅さん記念館が俳句コンテストを企画されている、全国から多くの投句が集まっている。




