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幻想奇譚

どなたもどうかお入り下さい。遠慮はいりません。

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

元ネタはとある雑貨屋(?)さん。

タイトルと相まって大丈夫かな( '-' )と思ってます。


アリスちゃんのマグカップが欲しいです。


朝目覚めて、本日は久方振りに本の街を散歩したいと考えました。数多に立ち並ぶ古書街、そこで私が一度手放した古本を、改めて探しとう御座います。

駅を降りて、ふらりと街を彷徨うと、数多に目に入るのは本屋さんと古本屋さんで御座います。本屋さんは主に二階建て、古本屋さんは歴史的価値のあるものを多く所有する、セピアの空気に溢れております。この場所を訪れる度に、居るはずのない御友人を連想させてしまうのは、何時も行動を共にする場所が、この古書街だからだと思うのです。

セピアに染まった本の背表紙に思わず惹かれつつ、私は大型書店に足を運びました。ここの世界ではきっと古書店で探すより、此方で探した方が。けれどもやはり十年以上も前の本。無いのは当然で御座いました……。

自分で手放した物を惜しむ、というやや不条理な思いを抱きながら、街を散策していると、ふと巨大な猫さんと目が合いました。そのアーモンド型の視線から逃れようと足を早めても、必ずその視線は私を追って来ます。茶色、黒、白、それらのぶち模様はどうやら三毛猫さんの様です。では、視線に惹かれてお邪魔しとう御座います。

明治時代を連想させる様な古き良き煉瓦作り。下を支えるのは円柱状のしっかりとした柱で御座います。そこにしっかりと食いこんだ胸像は船首像を連想させます。そこにお店のお名前が『山猫堂』と……。

一足踏みれればそこは雑貨屋さんで御座います。天体観測用の教材、きっと海外からお取り寄せしたであろう雑貨、そして猫をあしらった沢山の茶器。琴線に触れる方が此処を訪れたならば、きっとしばらく動けなくなってしまうでしょう。勿論私もその一人、童話の文具に惹かれて思わずまじまじと拝見してしまいます。

手放してしまった本は見つかりませんでした。けれども世界を旅したら、きっとこの様に偶然な出会いもあると思うのです。


オマケ

――お友達、山猫堂という雑貨屋さんをご存知で御座いますか?

――あー、知ってる。宮沢賢治氏執筆『注文の多い料理店』でしょ?

――? 確かに猫さんとは目が合いましたが……。

――今度看板見ると良いよ。あと本屋とか喫茶店もあるから、今度顔出すと良いよ。


どうやら渡は山猫堂のキャッチコピーを知らないらしい。結構有名な、商売やってる店なら掲げたくなる看板だよ。

手放した本がまた読みたくなる事ってないですかね。

私はたまにあるんですよ。

近くの図書館にはなくて、心折れました。はい。


現実にありますよ。権利を考えて店名変えましたが。

雑貨がどれも可愛いんですよね〜。

アリスちゃんのマグカップとか、食器?があって、暫く眺めてました。

ここならば、あの時買わなかったアリスちゃんのブックカバーあるかなー。と思って探したんですけど、ありませんでした。

まぁそんな日もあります。


タイトルは注文の多い料理店の一節です。

誘うにはかなり良い謳い文句だな〜!! と思って見てます。



関係ないですが、こんな話をさせて下さい。


もう今は無き喫茶店をふと思い出したんですよ。

メイド喫茶では無いんですけど、店員さんが皆メイド服とか燕尾服来て給仕してるお店。

そこでお会計してくれた、モノクル付けて、シニヨンで、ブラウン調のメイド服来ていた店員さん。

お肌綺麗でめっちゃ可愛くて、言葉遣いが渡みたいに丁寧で、モノクルは三次元でも存在するし、めっちゃ格好いい事を教えて下さった店員さん。

その時の私は余りにもガサツな言葉遣い使いをしてました。

人間としての格の違いが大きすぎて、『真人間になろう……』とも思いました。

今も元気で働いている事を祈ります。


朝、バスを待っていると、私の目の前を柴犬が通るんです。

茶色と白のコントラストが完璧で、あんまりに色合いが美味しそうで、飼い主さんいらっしゃるのに、


『食パン君!! 君は良いホテルブレッドになる!!』

※めっちゃ失礼な事を考えているのは百も承知です。


とか心で叫びました。


店員さんとのやり取り、注文する、了承、お願いします、が物凄く億劫になって、結局喫茶店に入らず帰宅。

※ごめんなさい。店員さん、私はまだ『真人間』になれてません。


歳を取る事に幼女になっていくんですよ。

昔は『ちゃん』付けとかしなかったのに。

ヨーグルト食べられなかったのに。

若づくりかな(ノ∀`笑)


こんな事を何時もぼーっと考えてます。

他にも沢山ありましたが、今覚えているのはこれくらいですかね。

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