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『石井輝男さんの映画の感想』(個人的メモです)

作者: 梶原悠希

 ①『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』

 昔、家に光ファイバーが来て、インターネットが容量制限無しで出来る様になった時、当時日本で見る事の出来なかった石井輝男さんの『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を探した。

 母親と一緒に居間で見ていると、やはり土方巽さんが出演している暗黒舞踏のシーンで、二人して何だか懐かしいと言う感情になった。

(他の石井輝男さんの映画にも土方巽さんは出演しております)

 ②『ゲンセンカン主人』

 つげ義春さん原作『ゲンセンカン主人』を傑作だと思っている為、エログロ版と思って躊躇していたけど、笑えるシーンが沢山あった。

 映画版はオムニバス形式で全四部。第1話 李さん一家、第2話 紅い花、第3話 ゲンセンカン主人、第4話 池袋百点会と構成が上品で御洒落な所も良いと思う。

 第2話紅い花は日本の田舎の風景を描いていて、特に川が流れているシーンは情緒溢れていて、名作だと思われる。

 ラストのつげ義春さんの出演シーンもやはり印象に残った。

 ③『ねじ式』

 つげ義春さん原作『ねじ式』も傑作だと思っている為、友達に勧められてもつげ義春さんの漫画のイメージ(自分にとって大切にしたい思い出の様なもの)をどうしても壊したくなくて見ていなかった。

 その後、映画版を見ると、つげ義春さんの師匠だった水木しげるさんがどこかにいる様な気がする。

 ④『盲獣vs一寸法師』

 石井輝男さんの遺作、最も重要で、最もアバンギャルドな映画だと思われる。

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