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NITE -傷だらけの翼-  作者: 刀太郎
第4章 現在編-動きだす物語-
58/69

『NITE-誰彼の書-』 第6編 御影 結

『御影 結』 

 当時27歳、忍者の村出身と名乗る謎の少女、元レイズ本部第一機動隊所属


<<これまでのヒストリー>>

・XXXX年XXXXXX。(記録なし)

・レイズ入隊前に既に『風の覚醒』を得ている。

・2027年4月にレイズ本部に第一期生として入隊。冬美とは同期である。

・翌年のイクリミナル砂漠での襲撃事件の際に死亡。


・YYYY年YYYYYYY。


<<これまでの活躍する物語>>

4話 炎の覚醒、7話 重圧ディストラクション、9話 LittleSmile、33話 前夜祭、37話 星のある夜に、38話 悪夢のような朝焼け、41話 策謀、42話 金色の悪魔、43話 戦慄の曇天、45話 非情、46話 NIGHT、52話 真実の銃弾...


<<これまでの名言集>>


「君の想いは必ずカタチになれるんだと、そう思えることが大切なんダ。自分がどんなに弱くたって、君の意思が君の本当の強さを引き出してくれるサ。...だから、彼女を...守ってあげナ」


「いやぁ~、ずっと気になってたんだヨ。あの二人。前からなーんか怪しいと思ってたケド、まさかこんなところで逢い引きしてただなんテ」


「ずっと言えなかったこと...今から言うネ。......ずっと、好きだった」


「ありがと...君に会えて本当に良かった。......大好きだよ」



「ねぇ、あなた。今から森に虫取りに行かない?」

「え?...なんで?」

「なんでもないわ。さぁ、行くよ」

「え、ちょっ、待ってよ...」

 それ以降の詳しい記憶は、俺にはない。ただ、彼女は一体どこへいったのだろうか?捜索願を出しても、一向に見つからない。そんな彼女が、何年も経って俺の目の前に現れたとしたら、俺はどういう反応をしていただろうか。それもわからない。

 ただ、その後悔を胸に、これからも生きていこう、そう思っている。そして、それと同時に、前を向いて歩いていこうと、彼女が背中を押してくれているみたいだった。

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