『NITE-誰彼の書-』 第6編 御影 結
『御影 結』
当時27歳、忍者の村出身と名乗る謎の少女、元レイズ本部第一機動隊所属
<<これまでのヒストリー>>
・XXXX年XXXXXX。(記録なし)
・レイズ入隊前に既に『風の覚醒』を得ている。
・2027年4月にレイズ本部に第一期生として入隊。冬美とは同期である。
・翌年のイクリミナル砂漠での襲撃事件の際に死亡。
・YYYY年YYYYYYY。
<<これまでの活躍する物語>>
4話 炎の覚醒、7話 重圧ディストラクション、9話 LittleSmile、33話 前夜祭、37話 星のある夜に、38話 悪夢のような朝焼け、41話 策謀、42話 金色の悪魔、43話 戦慄の曇天、45話 非情、46話 NIGHT、52話 真実の銃弾...
<<これまでの名言集>>
「君の想いは必ずカタチになれるんだと、そう思えることが大切なんダ。自分がどんなに弱くたって、君の意思が君の本当の強さを引き出してくれるサ。...だから、彼女を...守ってあげナ」
「いやぁ~、ずっと気になってたんだヨ。あの二人。前からなーんか怪しいと思ってたケド、まさかこんなところで逢い引きしてただなんテ」
「ずっと言えなかったこと...今から言うネ。......ずっと、好きだった」
「ありがと...君に会えて本当に良かった。......大好きだよ」
「ねぇ、あなた。今から森に虫取りに行かない?」
「え?...なんで?」
「なんでもないわ。さぁ、行くよ」
「え、ちょっ、待ってよ...」
それ以降の詳しい記憶は、俺にはない。ただ、彼女は一体どこへいったのだろうか?捜索願を出しても、一向に見つからない。そんな彼女が、何年も経って俺の目の前に現れたとしたら、俺はどういう反応をしていただろうか。それもわからない。
ただ、その後悔を胸に、これからも生きていこう、そう思っている。そして、それと同時に、前を向いて歩いていこうと、彼女が背中を押してくれているみたいだった。




