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言霊少女  作者: 奈魅弧
7/11

殺し屋or?

「愛ちゃんは、殺し屋になるべきだと思う」

ハルは、そう断言した。

「いいや、これ以上殺しをさせる訳にはいかない」

クラルも負けじと反論する。

ちなみに鳴子はどうでもいいと言っているらしい。

全く、困ったものだ。

「お前はどうなんだ、リオ!?」

いきなり、2人の視線がこちらに集まる。

『殺し屋がいい』

殺しは愉しい。殺しを嗜好する私にとって、殺し屋になることはいい話だ。

「けってー」

ハルは表情のないままに、そういった。

クラルは、納得していない様子。

だが、引き下がる。

私の意見を優先すると約束したから、だろう。

本気で私を心配するようなクラルの表情に、罪悪感を覚える。

でも、こっちも引き下がれないんだ。

あの、殺人の快楽をもう一度味わいたい。

この時、私は知らなかった。

鳴子の掌の上で踊らされていることを。

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