1話 「はじまりの記憶」
私の全ての記憶は、かけがえのない大切な宝物。いままでの記憶の中には数えきれないほどの思い出がつまっている。私は、まだ知らなかった。この宝物が、私のすべての記憶が全部消えることを・・・・・
「ピッピッピピピーー!」
朝の嫌な音がなり響く。私は、この音が嫌いでならない。今日も朝からあくびが止まらない。さて、今日は何回あくびが出るだろう?10回は越えるだろう。そんなどうでもいいことを考えながら私は高校に行く準備をした。
私の名前は村木 涼華。高校1年生です。
「ブーブー」
メールが来た。送信相手は、達綺だった。この達綺っていう人は、私の彼氏。フルネームは、堀川 達綺。達綺とは、中2の時に付き合い始めた。私にとって達綺はすごく大切な存在でかけがえのない人。私は、達綺が好きで好きでたまらない。
そんな達綺から届いたメールの内容がこれだ。
「今日の朝ごはんは、おにぎりだったよ~おいしかったな~」
・・・・・・・・・・・
達綺からのメールは、びっくりするほどこどもっぽい。でも、達綺からのメールを見るたんびに笑顔になれる。毎日私を笑顔にしてくれるそんな達綺が私は大好きだ。
これからも達綺と過ごした記憶は、増えていくだろう。
たとえそれが、偽りの記憶だろうと…
「すべてが夢だとしたら」1話どうでしたでしょうか?これからも、よろしくお願いします!!




