表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セプティモゲート―聖者の黙示録―  作者: 佐川クロム
資料館
3/14

能力解説

セプティモゲートに登場する能力を解説するコーナーです。順次更新予定。

陰陽術おんみょうじゅつ

 陰と陽の反する属性の支配、周辺に存在する木・火・土・金・水の五要素(五行)を増幅・半減させる術や、式神・人形などに代表される陰陽師特有の術。

 陰陽のバランスのコントロールによってバランスを陰の方に傾けると妖魔の力が強まり、陽の方に傾けると妖魔の力が弱まる。

 陰の方に傾いた状態を『陰偏』、陽の方に傾いた状態を『陽偏』と呼ぶ。

 五行の増幅の際には五行思想における『相生』という考え方が適用され、半減の際には『相剋』という考え方が活用される。

 単純に目的の要素のみを増幅・半減させることも可能ではあるが、『相生』『相剋』の関係を併用することによって効率的に属性の増幅・半減が行える。


・相生 「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という関係。例えば火の要素を増幅させる場合には、同時に木の要素を増幅させればよい。


・相剋 「水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝つ」という関係。例えば火の要素を半減させる場合には、同時に水の要素を増幅させればよい。


巫女術みこじゅつ

 一時的に神を自らの身に宿す『神降し』を行うことで妖魔の弱点を探ることや、弓等の武器で妖魔にダメージを与えることができる。

 神降しの際にモーションを必要とするので隙が多いが、一時的にとはいえ神の力を宿すので効力は大きい。


霊力術れいりょくじゅつ

 自らの霊力を人工物に宿すことで、妖魔にダメージを与えられるようにする術。

 刀や弓、銃などあらゆる物に霊力を宿すことができ、その対象に応じて霊力○と呼ぶ。

 巫女術と比べると発動までの時間がごく僅かなので隙は少ないが、効力は術者の霊力に大きく影響される。


行操術ぎょうそうじゅつ

 五要素を操る術。周辺に存在する五要素を材料に術を発動するため、周辺の要素の状態に応じて効力の変動が生じる。

 また、術のコントロール精度は術者の集中力に左右される。

 通常、1つの要素しか操ることができないが、稀に2つ以上の要素を操ることができる者もいる。より強力な集中力が必要とされるので、扱える者は少ない。


属操術ぞくそうじゅつ

 陰と陽の属性を操る術。通常、妖魔の攻撃は陰の属性を帯びているため、その相殺に陰の属性を使用する。

 また、妖魔の苦手とする陽の属性を利用することによって妖魔にダメージを与えることができる。


鬼神術きしんじゅつ

 鬼を使役する術。水鬼、風鬼、土鬼、火鬼、、金鬼、隠形鬼などの鬼を使役できる。

 木の要素を代償に鬼を異界から呼び出す。木鬼が存在しないのはそのため。

 呼び出した鬼は、自らの力で対応した要素を生み出すことができる。

 また、鬼神術によって使役された鬼の操る術は行操術と酷似している。


忍術にんじゅつ

 忍びが使用する術で、主に遁術が使われる。遁術というのは、逃走用の術のことである。

 術は五行に対応していて、行操術同様に周辺に存在する五要素を元に発動される。

 本来の用途とは異なるが、攻撃に転用することもできる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ