能力解説
セプティモゲートに登場する能力を解説するコーナーです。順次更新予定。
●陰陽術
陰と陽の反する属性の支配、周辺に存在する木・火・土・金・水の五要素(五行)を増幅・半減させる術や、式神・人形などに代表される陰陽師特有の術。
陰陽のバランスのコントロールによってバランスを陰の方に傾けると妖魔の力が強まり、陽の方に傾けると妖魔の力が弱まる。
陰の方に傾いた状態を『陰偏』、陽の方に傾いた状態を『陽偏』と呼ぶ。
五行の増幅の際には五行思想における『相生』という考え方が適用され、半減の際には『相剋』という考え方が活用される。
単純に目的の要素のみを増幅・半減させることも可能ではあるが、『相生』『相剋』の関係を併用することによって効率的に属性の増幅・半減が行える。
・相生 「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という関係。例えば火の要素を増幅させる場合には、同時に木の要素を増幅させればよい。
・相剋 「水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝つ」という関係。例えば火の要素を半減させる場合には、同時に水の要素を増幅させればよい。
●巫女術
一時的に神を自らの身に宿す『神降し』を行うことで妖魔の弱点を探ることや、弓等の武器で妖魔にダメージを与えることができる。
神降しの際にモーションを必要とするので隙が多いが、一時的にとはいえ神の力を宿すので効力は大きい。
●霊力術
自らの霊力を人工物に宿すことで、妖魔にダメージを与えられるようにする術。
刀や弓、銃などあらゆる物に霊力を宿すことができ、その対象に応じて霊力○と呼ぶ。
巫女術と比べると発動までの時間がごく僅かなので隙は少ないが、効力は術者の霊力に大きく影響される。
●行操術
五要素を操る術。周辺に存在する五要素を材料に術を発動するため、周辺の要素の状態に応じて効力の変動が生じる。
また、術のコントロール精度は術者の集中力に左右される。
通常、1つの要素しか操ることができないが、稀に2つ以上の要素を操ることができる者もいる。より強力な集中力が必要とされるので、扱える者は少ない。
●属操術
陰と陽の属性を操る術。通常、妖魔の攻撃は陰の属性を帯びているため、その相殺に陰の属性を使用する。
また、妖魔の苦手とする陽の属性を利用することによって妖魔にダメージを与えることができる。
●鬼神術
鬼を使役する術。水鬼、風鬼、土鬼、火鬼、、金鬼、隠形鬼などの鬼を使役できる。
木の要素を代償に鬼を異界から呼び出す。木鬼が存在しないのはそのため。
呼び出した鬼は、自らの力で対応した要素を生み出すことができる。
また、鬼神術によって使役された鬼の操る術は行操術と酷似している。
●忍術
忍びが使用する術で、主に遁術が使われる。遁術というのは、逃走用の術のことである。
術は五行に対応していて、行操術同様に周辺に存在する五要素を元に発動される。
本来の用途とは異なるが、攻撃に転用することもできる。