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セプティモゲート―聖者の黙示録―  作者: 佐川クロム
資料館
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用語解説

セプティモゲートに関する設定のコーナーです。

ストーリーが進み次第、順次更新予定。

●漆黒の氾濫

 西暦2036年6月6日に起きた世界規模での同時多発虐殺事件の総称。この事件によって国際的に妖魔の存在が認められた。

 事件発生から3年経った今でも事件の首謀者やその目的、妖魔が出現するポイント等は特定されていない。

 このような問題や虐殺を行ったのが突如現れた妖魔ということもあり、遺族への保証が充分に行われているとは言い難い。

 そのため、遺族による各国政府への抗議団体や反政府組織が各国で乱立しているのが現実だ。

 国連の発表によると全世界で死者約5万人、負傷者不明となっている。



●妖魔

 漆黒の氾濫をきっかけに人間の世界へと現れた異形の存在。姿形や性質は伝承上の妖怪や悪魔と酷似している。

 人間世界に現れた目的や、虐殺行為に至った理由は不明。

 夜間に活発に活動するが、それが即ち日中に活動するのが不可能ということではない。

 人間の兵器は殆ど通用しない。魔能者の攻撃のみが通用するとされている。

 陰陽師や鬼神使いが使役しているものも、定義上は妖魔ということになる。

 また、その性質によって荒妖魔あらようま和妖魔にぎようまに分類される。

 人間と敵対する妖魔の総称が荒妖魔で、人間と比較的友好的な関係を築いているものの総称が和妖魔である。


●魔能者

 妖魔から受けた傷が原因で、何らかの能力に発現した人間をこう呼ぶ。

 妖魔から傷を受けること自体が、世間から忌み嫌われているために必然的に魔能者も忌み嫌われている。

 発現する能力は主に、巫女、陰陽師、鬼神使い、魔術師などのような非科学的なものである。

 魔能者も傷によって2つに分類され、それぞれの傷はV字型のものが解傷げしょう、X字型のものが封傷ふうしょうと呼ばれている。


 また、能力の発現には条件があるとされていて、

・傷を持つ者がその場に同時に2人以上存在すること。

・傷の種類が共通していること。

・辺りに妖魔がいること。

という3つの条件が挙げられる。


●エクトプラズム発光

 魔能者の感情が昂ぶった状態や、能力発動時に見られる現象。

 エクトプラズム発光が起きている間は周囲の霊力バランスが崩れるため、妖魔を呼び寄せてしまう。

 傷から緑色の光が放たれ、時間の経過と共に身体中へと広がっていく。

 エクトプラズム発光に全身を覆われた魔能者は最悪の場合、妖魔の依り代とされることもある。

 スピリチュアリズムにおけるエクトプラズムが語源であり、妖魔の謎を解く鍵として調査組織から注目されている。

 

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