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「次は足が危ない」


いとこは両足を複雑骨折しました。


「次は右手がなくなるかも」


いとこの両親、私から見ておじさんとおばさんが奔走し、その結果おばさんいわく偉いお坊さんと言う人を連れてきて、いろいろとやってみたところ、その邪悪なものの力は消えました。父に聞かれました。


「おまえよく、目だの足だのってわかったな」


「それは、わかるよ。あれが考えてること、僕にはわかるんだもん」


私は邪悪なエネルギーを感じ取れるだけではなく、それが思考であろうと本能であろうと、なんだかの意志や目的を持っている場合、それを読み取ることが出来たのです。


その後、心霊スポット巡りが趣味と言う、私から見れば人生を完全に捨てているとしか思えない趣味を持つ近所の大学生を救ったことにより、私の能力は完全に信じられるようになりました。


「どこまで来てるの?」


「近いよ。今砂浜にいる」


母は家を飛び出し、海をそして砂浜を見ました。


家が少し高台にあるために、庭先から海が見えるのです。


しかしそこにはなにもいませんでした。


「見えないわね」


「今はね」


「見えるようになるの?」


「見えるようになるよ。僕の近くまで来たらね。多分あいつは今まで自分の存在を感じ取れる人間なんて、見たことがないはずだ。でもそんな人間がいるのなら、わざわざ姿を隠す必要はない。だからもうすぐ見えるようになるよ」

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