試練開始
なんか長くなってきた
覚悟は決めた。なんとしてでも起こしてみせる。そう心に言い聞かせ妹様に近づく。もちろん耳栓装備で。
チェ「妹様。起きてください。」
と言いながら肩を揺らすと妹様がこちらを向く。
なんだ、簡単ではないかと、思っていた直後である。私の顔めがけて右ストレートが飛んできたのだ。
チェ「うそぉ!?」
驚きながらも、避けることができたが
安心する暇はなく、すぐに左ストレートが来た。これが寝相のせいだとは思えないが、妹様のイビキがまだ聞こえる。私は妹様の左手を瞬時に触り、自分の能力を解放する。
チェ「Gravity operation《重力操作》」
妹様の左手に6倍の重力がかかり、体制を崩す。だが妹様は、身体能力が凄いのかそこから私のお腹めがけて蹴って来た。その攻撃はもろ、お腹に命中する。
チェ「くぁwせdrftgyふじこlp」
私は飛ばされて壁にぶつかり背中に大ダメージ。意識が飛びかけた。このまま攻撃が続くと体力的に私は死ぬかもしれない。
しかし妹様の左手には6倍の重力がかかっている。一度倒れたら、再び立つのは困難である。
妹様は床に倒れてから動かない。どうやら寝相攻撃は終わったらしい。
私は急いで部屋を出て、スピーカーを持ってきた。イビキに負けない音を出すと妹様は目を覚めた。
ティ「ふぁぁぁ...おはよー」
チェ「おはようございます妹様(苦笑い)これから、食事の準備をしますので着替えてダイニングホールでお待ちください。
ティ「わかったー」
試練が終わったのは約束の時間5分前だった。
急いで報告しに行かなくては。
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