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勇者召喚に巻き込まれた後、いきなり死んだ  作者: アキラメル
第一章 甦りのフロティスト
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勇者召喚って、やっぱ碌なことがない……

03/11/16――長すぎて、二話として分けた。そして出来る限り誤字を直したが、もしまた存在してるったら、教えてください。

 なあ、もし、急に近くにいる友たちを狙う、勇者召喚に巻き入れだら、君たちはどう思う?

 嬉しい?興奮?恐怖?怖い?ワクワクでドキドキ?新しい生活の始まりか?これからは勇者の一員として大活躍する?異世界でハーレムを作る?チート級なスキルを使ってリアル無双をやる?

 多分、先が話した感情と話してない感情も、全ては異世界に行った瞬間で体験しました。そして後悔した、自分の砂糖より甘い考え方について。


 なぜ自分が万能だっと思った?

 なぜ自分が勇者の一員になれるっと思った?

 なぜ自分があの妙に色が派手やかな穴から危険を感じったけど、逃げていないの?

 なぜ自分が――なにも抗えずままリザードマン達に千切りされた?


 いまのオレは、後悔と言う感情しか持ってない。もし最初から勇者召喚に狙われた友达を思っきり見捨てたら……

 恐らく、最後が命を失ったという哀れな落ちにはなれないだろ?



 「近くのゲーセンで遊ぼうか、どうせオレたちすっげー暇だろ、ソウジ?」

 「まだ格ゲー?たまにはシューティングでもいいんじゃない?」


 オレの前で彼女とイチャっついた同時に返事してるリア充野郎の名前は、御木双司みきそうじで、身長174センチのイケメンなんですが。本当……なぜオレみたいなハーフボイルドのやつと友达になるのか、いまだに謎の形で頭の中に存在してる。

 いや……実はいくつの理由を予想したけど、自らそれを触ることをいつも避けているだけだ。


 「えぇ~ソウジィ、またゲーセン行くの?つ~まんない~!」


 気軽い言い方を使ってる茶髪ポニーテールの子が、ソウジの彼女で、名前は光流碧みつるあおい。見た目は美人だけど、中身は正真正銘のビッチだ。ああ~いやだわ~ビッチ臭い、近づいてるとビッチが伝染るわ~!

 えっと、何か勘違いが出きったみたいが。オレは、この神戸士かんべつかさは、ホモではない!普通に女の子が好きだぜ!

 ちなみに、世界の破壊者でもやってない。

 いつの間にか、非日常の生活を望んでいる、たとえ周りの人間が認めないとしても、オレは近くにある非日常を望み続く。

 あんなの、ただの中二病なんだぞ?

 でも、「あれ」をあった後、オレの考え方は変わった。いや、むしろ、後悔を始また……


 「おい、ツカサ!あれ、なんなの……」


 ソウジが指してる方向、そこには何もない、普通の商店街にあるただの道――のはずか……道の真ん中には、妙に色が派手やかな穴を発見した。派手やかの穴の中が回転してる、あの回転速度はまるで落ちた物を全て飲み込むようにしか見えない。

 なんか、あれを見つけた瞬間、背中は寒気を感じた。

 やばい。

 やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。やばい!!

 あの穴はやばい、尋常じゃない程の危険しか感じていない。

 尻の穴もけっこうやばいが、あの穴はそれの何十倍、何百倍、何千倍何万倍より危ない!!

 オレは獣ではないが、頭にいる野生の勘が、早く逃げろって大きいな声でずっと叫んでいる。


 「ソウジィ~なんかあの穴すっ~ごく綺麗いだね~もっと近寄って見よう?」


 逃げよう!

 コイツラを捨てって未知の危険から逃げよう!

 どっかの誰かが言ったーー未知は罪けど、その同時に罠でもあり。

 でも…足が……両足が動けないんだ……


 「あれ?アオたん、あの穴、段々僕達に近く寄っていないか?」

 「ええぇ~気のせいよ~だっ~て、私たちも穴に向けて近づいてるでしょう?」


 違うんだ、気のせいじゃなくて、あの底てなしの穴は本当にこっちに向けて、こっそりと移動してる。

 まさか穴はアイツラのどっちかを狙ってるのか?或いは二人ども?

 ……それどもオレも含めて、みんな纏めて飲み込むつもり?


 「キャアッ――ァ!助けて!助けて、ソウジィ!穴の中に落ちちゃうよ!!」

 「クソッ!手を放すな、しっかり掴めろ!!絶対に助けてやる、だから諦めるなぁ、アオたん!!」


 動け!早く動け、オレの両足!!

 こっから逃げなきゃ、最悪の結末じゃ三人共あの穴に墜ちて死ぬ。それだけはいやだ!


 「ツカサッ――ァ!!頼むから手を貸してくれ、僕一人だけじゃ力不足なんだ!!早くぅ!!」


 バカなことを言うな!!オレはあんたらを救う義務はないんだ!!

 死にたくない、オレは他人の為に死にたくない!


 「もっ、もうダメだ!ごめんね、アオたん……」


 墜ちる前に、ソウジは悔しい悲鳴を出した。


 「そんなに簡単て諦めるなあ!諦めたな試合終了だろうが――!!」


 逃げるという命令が手足に届く前に、別の命令が先に届いた。思わず百メートル競走で出した、個人のベストタイムよりも早い速度でソウジに向けて奔りだした、ソウジをこれ以上墜ちないように、アイツの足を掴んで大根を抜くように外に向けて引っ張り出す。

 畜生!こうなった以上、絶対に落ちたくねえ!!


 「頑張れぇ!いまはツカサしか頼れないぞ!」


 言い出すのは簡単けどよ、お前がやりたいなら是非交換してください!!

 重い……人の思いは重い――でっ、こんな時限りダジャレを考えるな!

 くそぉ……なんで力が…力が段々無くなる……


 「……あっ!」


 意外か、運命か、オレには知らない、知る機会もない。

 こんな大切な時、軸としてオレの身体を支えてる両足が急に力を抜きられた。故に、身体のバランスも無くなった。

 そして三人共、重力に引っ張って極彩色の穴に墜ちる同時に、意識を失った。



 「くっ、くっさっ――ぁ!!何の匂い、鼻に刺激過ぎるだろかあ!」


 臭すぎる故に、オレは気絶状態から戻った。

 大きさは適当で、石に作り出したなんの飾りもないな部屋、その真ん中に寝ているアホはオレ。地上には錬成陣みたいな、いくつの円と幾何学の図形と見たこともない文字で構成された陣を描いてる。

 どうやらここがあの極彩色の穴の出口らしい。

 妙に冷静してるね、オレ……でか石しかないな、この部屋は。

 ソウジとその彼女さんは――……あっ!穴に墜ちた後、中で急に別の穴に吸い込まれ、アイツラとまったく違う出口に行った。

 数分後、意識が完全に回復した、同時に周りの空気はいくつの匂いが混ざってることを意識した。

 土の匂いと、岩石の匂いと、何かが焦げた匂いと、近くにいる知らない老人の加齢臭と、オレの匂いと。

 それと……血液から出した独特な鉄の臭いさと、完全に知らない匂いが二つもいる。

 ここは、一体なにがあった!?


 「■■■、■■■■■、■■■■■■?」


 いきなり背中が誰かに叩かれた、同時に変な声を聞こえたせいで、驚き過ぎて叫びたいけど、全力で押さえ込んた。もし死にたくないなら、絶対にその変な声の主を驚くな、刺激を与えるなと、オレの脳内警報が大声で鳴らんでる。

 小さい動きで後ろに向いたら、変な帽子と黒いマントを被ってる、白くて長い鬚を一つの方向に伸ばしてる七十代のジっ――老人を見た。右手に持つ杖は先端部だけ球体状の蒼い宝石がついてる、同時にその杖は老人の身体を支えてる軸でもなる。

 老人はまるで、本物の魔法使いみたい。

 ……コスプレじゃないよね?


 「■■、■■■■、■■■■?」


 魔法使い(?)の老人はなにかを伝えたいように、こっちに話しかけてくるけど、オレには変な声しか聞こえないから、伝えたい事はこれぽっちも伝えてこない。

 とこれを言いたいから、オレは頭を何回も振った。


 「■■■?■■、■■、■■■、■■■■■、■■■■■■■■。」


 伝えたように、老人は左手をこっちに向けて真っ直ぐに伸ばして、なんか長い言葉を囁いてる。

 その時オレは気付いた、時間の洗礼を受けた老人の左手が真っ赤に染めた。血まみれになった。

 確か、手を挙げる前に、老人の左手はずっと腹の近くを覆ってる。どうやらここへ来る前すでに傷をついたみたい。

 妙に長い言葉が終わりに段々近くなる時、老人の手もシャイ○ングフィンガーみたいに輝いてる。囁きが完全に終わったあと、その光はオレの身体に移って、数秒後で消えた。


 「い、いまは分かるかっ、ゴホッゴホッ!」


 えっ?ウソォオオ!?分かる!ついこの前まで変な声なのに、いまはもう完全に理解できる!ジッ、じゃなくて、老人お前まじで魔法使いなの!?


 「だ、大丈夫かジイさん?お前怪我してるから、これ以上話さない方がいいよ……」

 「わしなら平気じゃ…それよりもおぬし、時間がないから、わしの話をちゃんと聞いてくれ!頼むじゃ!」

 「…………分かった、話だけは聞こう。」

 「このアリス城では、いま魔王軍に襲撃されてる。ピンチな時、王様は勇者召喚を実行すると決めて、このドミニオンの未来を勇者様に任せると決意したのじゃが。魔王軍の動きは予想以上に素早いのせいで、王様は命を落とした、わしもリザードマンたちとの戦闘中に斬られたじゃ。そして傷を負ったまま勇者召喚をやった、その結果はおぬしじゃ。頼む!このアリス城のどこかにいる姫を、ここから連れて出して!わしの最後の頼みじゃ、た……たのむ…姫は……たのむっゴホ!」

 「おい、おいいいぃ!!ちょっとジジィ、勝手に話を終わるなああぁ!勝手に死ぬじゃねえよおおおぉお!!まだあんたの頼みを受けるっと決まってねえから、さっさと甦れ、死体のふりじゃなくて、目を開けろようこのクソジジィイイイィイ!!」


 死因が血を無く過ぎるなんて、あんたの人生はダセえよおぉクソジジィ!!

 畜生ッ!勝手に人を別の世界まで呼んで、勝手に人を勇者呼ばわりして、勝手に無理ゲーみたいな頼みを降りだして、バカじゃないか!?

 オレは別に超能力を持ってるとか、本体は吸血鬼とか、特殊能力を持ってるなんかじゃねえぞ!ただの…ただの……友たち目当ての勇者召喚に巻き込まれた、普通の人間だけだぞ……


 『ギャアアアアアアアアァァァァッ――アァ!!』


 部屋の外から、女の子の悲鳴を伝えてきた。まさか!?あの娘が魔法使いのジジィの言ったアリス城のお姫様か?

 オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。

 オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。

 オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。オレは勇者じゃない。

 オレは勇者じゃない、ただの臆病者だ!だから、臆病者にはそれと相応しくやり方があんたよ!


 「ジィさん、お前の遺物は…ちょっと借りるぜ。それとお前の頼みについて、この国を救うのは無理けど、お姫様だけは絶対に救いだしてみせる。この生命を代償としてもだ!」


 遺物の杖を持ち上げた後、心の中で決意を決めたオレは、ジジィの死体を置いた部屋から、アリス城の内部に入った。

はじめまして、第一話を全部読んた読者さんたち、ありがとうございました!今回は勇者召喚に巻き込まれて、異世界で急に生命を落とした主人公を語る物語である。何処かで文法がちょっと分からない場所もあるかも知れないか、それだけは温かい目でお指してください。これからもどうぞよろしくお願いしますね~

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