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ポルタくん

作者: 小雨川蛙

下ネタとまではいきませんが、僅かにその手のお話があります。

ご注意ください。

 

 それで――なんで彼とは別れちゃったの?

 とっても喜んでいたじゃない。

 ようやく彼氏が出来た! って。


 え?

 初めて家に連れてきた日に別れちゃったの!?

 それじゃ、一度もシないまま終わったの?

『今日こそ大人の階段をのぼるんだ!』っていい歳してはしゃいでいたじゃない。


 あーあ……ごめんって。

 別に馬鹿にするつもりはなかったの……。

 だけどさ。

 どうせ別れるんなら一度くらいはすれば良かったのに。


 え?

 そんな雰囲気にはなったけれど、ポルタ君が邪魔したの?

 うっわぁ……どんな風に邪魔して来たのさ。


 ふむふむ。

 電気をつけたり消したり……。

 服を脱ごうとしたら全力で邪魔してきたり……。

 挙句の果てに?

 ……コンドームが飛んで逃げた?


 ごめん。

 ごめんって。

 でも流石に笑うわ。


 私なら笑うもん。

 その場に居たら。


 あーあ。

 ごめん、ごめんってば。

 埋め合わせにまた男の子紹介するよ。


 だけどね。

 何度言ったか分からないけど、いい加減引っ越しなさい。

 前々から思っていたけど、ポルタ君は明らかに嫉妬深い奴だから。


 それにさ。

 いい加減分かったでしょ?

 いくら自分に懐いていて何をするにも手伝ってくれて便利だからってポルターガイストと一緒に住んでもろくな事にならないって



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