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転生先の異世界常識は遅れてる、そんなの守ってたら死にそうになるから見限って前世の効率的な方法を導入していきます、常識を覆して最大の成果を、そして社会もいっそ潰してしまいます、やられた分をやり返すために  作者: よぎそーと
7章 そもそもの発端となった、他人からみたらくだらないかもしれない、だけど本人にとっては重大事な出来事

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81回目 その日あった事 3

 ヒロトシは出来るだけまともな探索者集団に入ろうとしていた。

 可能性は低い。

 不可能と言っても良い。

 なにせ、引退探索者の塾にすら入ってないのだ。

 それだけでも採用の可能性は下がる。



 だが、その分自分で出来るだけの情報集めはしていた。

 探索都市の住人だから、探索者に会う機会は多い。

 そうした者達から話しを聞く事は出来る。

 それを元に、迷宮内の事を聞き出していった。



 その大半は誇張のさらすぎた武勇伝だ。

 情報としての価値はない。

 だが、そんな武勇伝も集めていくと分かる事がある。

 矛盾点だとか共通点だとかだ。



 余程の大嘘でもなければ、誇張にも限度がある。

 もっともらしい事を言うならば特に。

 そうなると、どうしたって基準となる部分が見え隠れする。

 話を集めていくと、それらが幾分見えてくる。

 完全な姿ではないにしても。



 そうしたところから話をある程度分析していく。

 ヒロトシもそうした知識や知恵があるというわけではない。

 しかし、何となく分かるものもある。

 そこに前世の知識を用いての分析をしていく。



 とはいえ、前世の知識も大したものではない。

 それこそ無責任な都市伝説の類だ。

 噂話の領域を出ないものもある。

 書籍やネットの情報や知識がほとんどだ。

 調査分析を専門とした仕事をしてたわけではない。



 だとしても、何も知らないわけではない。

 集めた話を一つ一つ書き出していけば、分かって来る事がある。



 迷宮の内部構造。

 出て来る怪物の数。

 手に入る魔石や魔力の量。

 それらを売る事で得られる金額。

 魔力で高められる能力の上昇幅と継続時間。



 そういったものが幾らか把握出来てきた。

 もちろん、眉唾の話もあるが。

 しかし、情報は情報だ。

 大きな誤差のない話部分は役に立つ。



 そういった話を聞いて迷宮での動き方がだいたいわかってきた。

 怪物との戦闘についても。



 出て来る怪物の種類。

 それらが段々と把握出来てきた。

 普段、どれくらいの敵を倒してるのか。

 気をつけるのはどんな奴なのか。

 それも見えてきていた。



 他にも色々な事が分かって来た。

 町のどこに何があるのかも。

 出入りに便利な迷宮近くの宿にいる連中が一番凄い。

 その逆に、迷宮から外れた場末の連中はだいたい底辺だという事も。

 そういった探索者にまつわる周辺情報も耳に入ってくる。



 それらをもとに、これからどうしようか考えていた。

 その中には、探索者集団の事も当然含まれている。

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