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サヨナラです  作者: 那花しろ
3/3

恋愛パートナー致しません

「うん、透と恋愛するの?だからって俺と別れる事はないよ、俺とは結婚するんだから家族だ」



「そう・・・、私は好きな人と結婚します。」


透の手を掴んでドアを開けた。


「さよなら」

伊織の顔は見ないみたくない。

「じゃあな、い・お・り」


「しゅう、透また明日」





何なのあの男は、透まで巻き込んでサイテーだ、私もサイテー友達の透にまで迷惑かけてる

「透ごめんね」


「問題ない、それより来週はテスト始まるぞ、しっかりしろ。」

背中を叩いて気合いをいれてくれる。

「ねえ、家で試験勉強しない?」

「う~ん、いいけど、今日は木曜日だぞ、例の話だと伊織が来るだろう?」


あんな馬鹿な申し出を思いだしイライラしてきた、透もあんなの律義に守る理由はない

「何?そんな契約は私はしておりません、来ないの?」


「はっははは、だな」


2人で私の自室にしているマンションに向かった。



買い物をして玄関を開けると、見覚えのある靴があった

「「・・・」」


伊織だ、勝手に入ったな、勿論今まではカレカノしてた、親も公認未来の夫婦予定だったから問題ないかもしれないが、今は違う!



伊織がソファーを背に床に座っている



「伊織何してるの、帰って」

伊織は振り返り私たち2人を見て顔色を変えた

「何で透がいるの?今日は木曜日だ!ルール違反だ。」

馬鹿か、そんなこと了承していない。



「何言ってるの?他人の家に勝手に入ったらいけないのよ、知らないの?出てって」

コートと鞄を置いて、透のコートを受け取り座ってとソファーを指した。

「おい、透、帰れよ秋桜は俺のだ!」


伊織の鞄を投げつけた、結構大きな音がしたから痛かったかなと思いもした。

「帰るのは、そっちです、鍵も返して」

鞄を抱え首を振る


盛大なため息をついて、電話をかける。

「あっ、もしもし、お父さんかお祖母ちゃんいますか?はい、お願いします」


伊織を睨み付ける

「しゅう、何?」



「あっ、お祖母ちゃん?秋です、マンションの鍵を変えたいの、そう、鍵、伊織が勝手に入って困るの返してくれないよ、ケンカ?違います別れたの、えっ?何でって、伊織が浮気してたの、複数とだから、と、言うわけで業者大至急お願いします、じゃあ詳しくはお家に行ったときに、それじゃ」


言いたいことを伝えた、伊織は泣いている?


「やだ、しゅう、やだよ何であれは浮気じゃない!愛してるのは秋桜だ」


「取敢えず帰ろう、ほら伊織立って」

透が伊織を抱えて連れて行ってくれた、捏ねてたけど。





終わったよね、疲れた恋愛と結婚は別?って私たちまだ高校生です。

恋愛も結婚も好きな人じゃなきゃ嫌だって歳だよね?


これで伊織はパートナーと終わりにするかな?

終わりにしても私たちの関係は戻らない。








ありがとうございます。

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