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本気の思い
どうやら透は本当に私と恋愛ごっこする気らしい、伊織にその事を伝えるために、忌まわしいこの教室にまた、来た。
「恋愛って好きな人とするものでしょ」
私は懲りもしないで説得してる
「私の事好きなんでしょ、だったら私と恋愛すればいいでしょ」
「しゅうは家族になる人だよ、この先ずっと死ぬまで一緒だ、恋愛はその時を楽しむだけだから、しゅうは違う当てはまらない」
頭痛い、このおかしな考え方をする男と死ぬまで一緒は無理だ、結婚後も只の恋愛だよ、っとか何とか言って他所の女を囲むだろう。
「私は1人とだけ、複数同時には無理、伊織が言ってることをするにあたり、伊織とは終わりにします、そして透と恋愛していきます」