毒の花【追記あり】
真っ直ぐ真っ直ぐ歩く道の上に、喜びの花が咲く。
真っ直ぐ真っ直ぐ歩く道から外れた時、幸せの花に出会う。
幸せの花、例えば、詳しくはないオーガニックコーヒーに舌鼓を打ち、玄米茶のフロマージュに細いフォークを入れること。
「私はマネージャーになろうと思って」
そう言う度に、みんな目を丸くして少し悲しそうな顔をした。
誰かに何かを強制させるってすごく難しいことなんだ。
「休ませてあげたい」「私も休みたい」その葛藤がぶつかった時に実現できることとは。
お互いの休日をずらすこと。
だから私は、薄紫色の幸せの花にも魅せられる。
そこに真っ白な喜びの花があるのにもかかわらず。
【追記】別サイドの小春より
そうか、やっと分かったよ、やっと。
今日、こっちで一番のお友達aちゃんとゆっくりお茶をすることができた。
突然舞い降りたマネージャー休業日。
奇跡的にお互いの子がベビーカーで寝ていた。
美味しいパンのホットドッグにオーガニックコーヒーのケーキセット。
幸せだ、わくわくする。
そしてついぽろぽろと日頃思っていることをこぼしてしまう。
親身になってくれるaちゃん。
あ、なんか違うぞ、こんなテンションじゃなーくーてー、ちがくーて。
それにしてもつい話してしまうのがこんなことだ。
だめだめだめだめ。
じゃあどうしたいの?
そうか、やっと分かった。
こんな私を、笑い飛ばして欲しい。
どうしようもない私を笑い飛ばしてよ。
でも相手が女の場合は、それってけっこう難しい。
だから笑い飛ばしてもらえるような内容でこっちもいかなきゃだめだ。
メリハリをつけにくい自営業形態をどうにかするのが課題!
今度からは現実を持ち込まないように、上手くやる、悩みたくねー、知らねーよ!
こっちはただ、休業日だけでも手ぶらでわくわくしたいだけ!
これからもどんな形であれ、必死でわくわくを掴んでやるからなーーー!!!!!




