孤独は全て文章に
「あのさ、一年半後、働きたいんだけど」
そう言うと、主人は露骨に嫌そうな顔をした。
下の怪獣が幼稚園に入った後の私の人生。
最近はそのことをずっと考えている。
私は私が手を伸ばせる範囲でどんな人生を送れば満たされて、周りに優しさを与えることができるのだろう。
上の怪獣は引っ越すタイミングの悪さや私の当時の判断で、隣市の幼稚園に通っている。
3歳差の下の怪獣は入れ違いで入園するので、わざわざその幼稚園に入れなくてもいい。
さて、どうしよう。
比較的保育料が抑えられる幼稚園に入れ、幼稚園の行事の手伝いも多く参加しながら、引き続き「ママ」としての生活を送るのか。
それとも。
新しい何か。
比較的保育料が高めでも預かり保育が充実し、手伝いも少ない幼稚園に入園させて、そして。
働く。
保育園は、厳しい。
待機児童の半端ない数、知人は数年前第七希望の保育園にようやく入園でき、何よりも主人の前向きな協力なしでガッツリ働きながら家事育児をこなすという物理的、精神的な自信がない。
別に医者や弁護士の妻じゃないんだから、楽しみや我慢のメリハリで今の生活が一応成り立っているという感じ。(成り立っているのかよく分からないが……)
こんな悩み、わがままだよなぁと思う。
だからできるだけ、必死で頑張っている知人の働くママには、こんなわがままは見えないところで文章化しなければ。
いつもはブログに書くのだけれど。
でも「もう無理だ」と限界が来てSNSでぽつりと呟いてしまった時、働くママの知人が「私は育休の専業主婦時代より、今の方が刺激的で楽しいよ!」と言ってくれた。
私より大変な思いをしている彼女から、この感情をわがままではないと言ってもらえたような気がして、救われて、泣いた。
一人で泣いていたら、五歳児が本気でビビって「どうして泣いてるの?」と。
あぁ、前は私が泣いてようがお構いなしだったのに、そんなこと言えるぐらいになったんだ……。
現段階で私の目標は、誰にも迷惑をかけずにいかに自分を満足させながら生きられるか。
そんなこんなで、さっき下の怪獣がベビーカーで寝た。
よし今やー!と思って、働きたい候補のカフェに突入。
働いている四人を見る。
わ、若ぇー!!!爆
覚悟してたけど、全員若い。泣
そしてオサレ……無理だ、私はオサレな人間にはあほみたいに緊張してしまうから、ここでは自然体でいられない。
あぁ、でもとにかく「私だって働いてるんだから、家事育児を前より更に手伝ってくれてもいいでしょ!」なんて思わずに済む職場ではないと、私の精神崩壊が起こる。
一生懸命働いているママさん方には申し訳ない内容の日記をさらしております。
今後も専業主婦の戯言が続くと思いますので、ほんとに読んでいて嫌な気持ちにならない方だけ読んでいただければ、救われます。
とゆうか一年半後のこと、どんなけ考えてんねん。
スーパーにあったパート情報誌を家で熱心に読む私、いや、自由になるの一年半後やからwww
今の生活もありがたいですよ、それを忘れないようにするためにもブログにも文章化しているわけです。
今の生活のありがたさを噛み締めながら、サポート業をこれからも頑張ります。
そして何年も何年も先に小説にできたらいいや。
ゲーテが恋多き人間だったのは、恋愛小説を書くためでしょう?




