日々、天国と地獄を行ったり来たり
[小さなウタ]
共に大きな声で笑おうか
肩を並べて言えるわけじゃないけど
そっと手を差し伸べられる様な
そんな人が近くにいても良いかな?
分からない
つまらない
いらない
言葉にするのは簡単でも
泣きわめく事は出来なくなった
自分よりも周りが
自分よりも皆が
思うようになってどうしようもないかな
肩を並べて歌おうか
顔を見ながら言う事は出来ないけど
そっと言葉を聞いている事は出来るよ
そんな自分がいても良いかな?
長い
知らない
見たことが無い
感情よりも先に動く表情
固まった心に差し込む光は無い
自分よりも周りが
自分よりも皆が
幸せなら良いかなって思う
顔を見ながら笑おうか
すぐに隣には行けないけれど
心の悲鳴を聞く事は出来るよ
そんな……そんな自分でも良いかな?
何よりも笑顔で
何より安心で
何よりも暖かい
そんなあなたへ
捧げる小さなウタ
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掲載が遅くなりましたが、おそらくエッセイの雰囲気が暗い私を心配してくださり、藤谷 K介さまがなんとこんな私に詩を送ってくださったのです。
嬉しさの衝撃がすごかったです。
改めて本当にありがとうございました。
私は皆様によって生かされている、本当にそう思います。
でも大丈夫です、私、基本的に暗い感情と明るい感情を大幅に行ったり来たりしている人生ですので。
もし暗いモードの私を見かけてくださった際は「おやおや、また小春が感傷的になっておるよ。あ、婆さん、お茶〜」みたいな、どこかのお爺ちゃんのように見守ってくだされば嬉しいです。(なぜか)
そして先程、なろう人生で初感想をいただいた時以来、なんちゃって作家として衝撃的に嬉しいことか起こりました。
う、うう……、ううう……、甘い物の100倍の充電力です。
嬉し過ぎてもう、しばし愕然、呆然、唖然。
私今日、雨の中カッパ着て自転車で、怪獣のスイミングスクール2回目行ってきたんですよ。(いきなり、りある)
若干人見知りの我が第一怪獣が、うじゃうじゃいるまだほぼ見知らぬ怪獣たちの中で準備体操のエビとかカニとかのダンスをちょっと楽しそうに踊ってたんですよ。
第一怪獣は本当に今までいろいろあったから、もうあかん無理や、ガラス越し、その姿だけで感動している私。
それなのに。
不思議です、私は怪獣を趣味にできないのです。
大事に違いない、なら趣味にすればどんなに有意義なことを今より提供してあげられるでしょうか。
でも無理でした、私は自分を100パーセントに達する程の母親に変身させることができませんでした。
20パーセントくらいの「小春 佳代」がいないと、何かに押しつぶされてしまいます。
だから実は、怪獣の笑顔を維持するための「小春 佳代」なんです。
怪獣と日々、天国と地獄を行ったり来たり。
地獄の時は、ほんとに地獄。
(私だけじゃない、みなさんも日々大変だということは重々承知しております)
こんな「小春 佳代」を支えてくださってありがとうございます。
今まで頑張って、エッセイなどには怪獣は脇役としてしか登場させてこなかったんですが、今日はなんちゃって作家としてかなり嬉しいことがあったので、特別自己満解禁。
なんとかこれからも生きてみます。




