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私の貴重な脳のスペース

 寝てください、私。


 あと数年、数年経ったら楽になると思う。


 まぁまた別サイドの問題が発生するかとは思いますが。




 とあるバンドの人の声に惚れた経緯がある。


 久しぶりにその方の当時の曲を聴いて、その頃のことを思い出した。


 関西方面に住んでいた大学生の私は、たぶんそこしか空いてなかったのかどうか忘れたが、わざわざ群馬県高崎市のライブハウスに行ったことがある。


 一人で。


 そう、私は本気で好きなものには一人で心酔したい。


 知人と行って、本気で好きなものを前にして知人が楽しんでいるかどうかを気にしながら過ごすのは嫌だ。


 知人の好きなものに付き合うのは平気、頭に花を咲かせてどんなけでも付き合おう。


 というわけで、東京でそのまま降りておけばいいものの、電車を乗り継いで群馬県高崎市まで行ったのである。


 着くなり思った、「ダルマか」。


 ダルマが有名らしい。


 そしてライブが始まるまで、見晴らしのいいところに行って見たり、確かタワレコ?ぶらぶらしたり。


 そしてライブだ、な、なんと、前から二列目。


 めっちゃ近くで声聴いた、顔見た、やばい。


 私の頭の中の消しゴムはすごいけど、これだけはこれだけは忘れたくないと、一生懸命脳に残している。


 そして、駅で見た大量のダルマも記憶に残っている。


 ダ、ダルマ……


 群馬県高崎市はどうやらダルマが有名らしい。


 私の貴重な脳のスペース。


 そこに居座り続ける、ダルマ。

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