※登場人物5
イオリ・セブ
人族:S級冒険者・宗武ツキジマ流範士(槍剣士)
32才:女性
ツキジマ流槍術の本流セブ家の長女で、転移者ではない。
成人後すぐに冒険者となるが、家元で母であるアオイからの指示で大戦時にガルデア方面予備軍の指揮をし、魔王軍の王都進行を遅延させた。
以降ガルデア方面軍の槍術と剣術の指南をしながら冒険者を続けている。
慈祈の加護を持ち、常に面をつけている。
ロージェンヌ(ローヌ)
ミュア族:神級魔法士
610才:女性
ロージェンヌ雑貨店の店主で、ヤマト氏伯爵の妻。
20年ほど前から骨董品や工芸品に懲り始め、街を転々としながら行く先々で雑貨店を開き、気に入った物を買っては要らない物を売っている。
魔法士学会の会頭でもあり神級魔法士の称号を持つすごい人物なのだが、行動や言動が子供みたいで初見の人からは信じてもらえない。
リースの師匠。
カームャッティ(カーティ)
ハーフエルフ:神級魔法士
159才:女性
人族ではなくミュア族とエルフのハーフ。
魔法士学会では大規模魔法の権威として魔法の研究を行っている。
ガルデア方面軍には魔法研究と技術提供を行っており、軍にも所属している。
美しい容姿からは想像できない酷い訛りで話す。
ゼヴリス・グロージャー
エルフ:公都ガルデア行政監査局局長
322才:男性
ガルデア行政の外局機関の局長。
行政・軍には私情を挟まず公正に監察するかたわら、錬金術士としても活動している。
ネミリ
鬼人族:B級冒険者(短剣士)
26才:女性
冒険者にしては妖艶な女性で、額の小さな角がチャームポイントらしい。
ヘクタと恋仲で、よくケンカをしている。
カンターナ
人族:C級冒険者(拳闘士)
○○才:女性
冒険者ランクはC級だが、現役のA級冒険者でも歯が立たないほど強く、モニカでさえあまり勝ったことがない。
たまにやっている冒険者ギルド食堂の料理人。
料理上手で世話焼きな女性で、ベスの里親でもある。
ルー・ルメア・フォール
エルフ:国際転移者協会・理事会第1席(理事長)
381才:女性
協会創設者の一人で、転移者で故人のソウスケ・ニシの妻。
約70年前に協会を設立し、地球からラトゥールに転移してきた転移者達の支援をしている。
手癖が酷く、珍しい魔道具をすぐにバラしてしまうので孫達によく怒られている。
家族には娘のユメカと息子のノゾム、ユメカの子供で孫のスミルとエイジがいる。
イヴァリス5世・メイ・ガルフォール
人族:ガルフォール氏公爵領領主・ガルデア方面軍将軍
64才:男性
公爵位の領主で、旧フォール王国王族の直系。
領主以外にも、ガルデア方面軍とロロフォール・スティフォール両領軍の全指揮権を持つ。
物腰が柔らかく、常に新しい物を取り入れる柔軟な考えの持ち主で、領行政には人族以外にもエルフや獣人など多くの人材を登用している。
ローレス・メイ・スティフォール
人族:スティフォール氏伯爵領領主・聖騎士師団長
48才:男性
ガルデア方面軍聖騎士師団の最高位にして、『瞬神のフォール』の異名を持つインデステリア王国最強の騎士。
旧フォール王族の末裔で、一部のみ時空魔法を扱える。
マリアの父親で、末っ子のマリアを溺愛している。
現在、領主を妻のタスティア領主代行に任せ、1年の半分を公都ガルデアですごしている。
ゼトラウデ・レイ・コリアノール侯爵
人族:魔法師団長・公都財務相
55才:男性
ガルフォール公爵の腹心。公都行政と軍の兼務で多忙のため、貴族内では一番忙しい人物。
魔法師団長だけあって、その魔法力は聖級魔法士にも劣らない。
エリナトーア・ヴィ・ラザン侯爵
エルフ:近衛連隊長・公都兵術科学校長
201才:女性
インデステリア王国初の女性近衛連隊長。学校長は連隊長より以前から務めている。
元々はガルフォール公爵の幼少期から王都インデステリア学園入学までの家庭教師だったが、現ガルフォール公爵から学校長の就任を打診され、その任に着いた。
アルバードの妻カリナの母親で、アリナの祖母になる。
副学長で旦那のタダトシ・ヴィス・エイザン子爵がいる。
ロマウ・スズキ准男爵
人族:赤虎の騎士団副団長
31才:男性
ボルドーに次ぐ平民上がりの騎士で、准男爵を賜った人物。
一度は軍を抜け冒険者になったが、当時最強のパーティー『赤狼の雷閃』の猛者どもにもまれ、パーティー解散後軍へ復職したが、兵術科学校を卒業しないと入団出来ない騎士団へと配属になり、今現在の地位まで至る。
妻に同じ軍の第四治療看護班班長のポルナーナ・スズキ上級治療看護士がいる。
ネリア・スティフォール
人族:スティフォール家次女
17才:女性
マリアの姉。王都の学園高等科を卒業したばかり役職無しのローレスの御息女。
勝手にダリシア軍を動かし、現在はダリシア隊の臨時指揮官を務めている。
マリアが大好き。マリア無しでは生きられないシスコン、姉のアリアにローレス共々よく呆れられている。




