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ギルドのチートな受付嬢  作者: 夏にコタツ
理由
35/53

6-3:「上手くいった?」

 結局それから何度か会うことがあったけど、ベルナルトさんに憑りついている邪神についての情報は得られなかった。

 事務的な意見交換の間に愚痴のような悩み相談のようなものを世間話の話題として聞いて、いつの間にかフォローすることの繰り返し。

 フォローの方は邪神につけ込まれることを防ぐことになるからいいとして、問題があるのは“神の器”なんて訳の分からない疑惑を抱いてること。


 いくら話しても、彼はそういった話題を全く匂わせなかった。


 ソフィアの勘違いなら全然いいんだけど、もし意図的に隠しているんだとしたら、厄介というか、本当に関わりたくなくなってきます。

 ということで、ソフィアに聞いてみることにした。


「最近の司祭様の様子、ですか?」

「うん。学校の件でかなり負担をかけてるから、大丈夫なのかなって」


 ジュースの入ったグラスを教材の横に置いて、ソフィアは思い出すように首を捻った。

 教会も学校の準備以外を終えてだいぶ落ち着いたようで、彼女は暇を見つけては私に勉強を教わりに来る。大体カウンター席で教えてるんだけど、今日は私のシフトが入ってなかったから二階の個室でマンツーマン。


「……疲れてるというより……どこか上の空な様子が増えましたね」

「上の空?」


 もしかしてと訝る私に気付かず、ソフィアは視線を宙に浮かせながら記憶を掘り返し続けている。


「はい……。アクラディストにいたころもそういうところはあったんですけど、その頃よりちょっと間が空くと物思いに耽るというか、ぼーっとしていらっしゃるんです。あれって、……うーん、でもなぁ……」


 ソフィアが考え込んでいる横で、私は溜息を吐くのをなんとか堪えました。

 それって、もう結構末期なんじゃない?


「えーっと……特に苦しんだりする様子はないんだよね?」

「え、あ! そう、そうです!」

「……苦しんでるの?」


 ソフィアは、首肯しながらバツが悪そうに視線を落とした。


「ぼーっとした後に、よく苦しそうに顔を顰められて……何を考えてるんだ、みたいなことを言ってました」

「そっか……」


 一瞬身体的な乗っ取りも進んでるのかと思ったけど、彼女が聞いた言葉なら精神的な侵食だろうから、ちょっと安心した。

 身体に憑りつかれると、乗っ取られた後も本人の精神はそのまま残ることになる。

 乗っ取られた自分が何をしたか、はっきりと自覚してしまうなんて生き地獄だと思う。

 パーシャたちの時みたいに、乗っ取られた瞬間に私が立ち会えればいいけど……人のいいベルナルトさんは、何かした後に助けても自分で命を絶ちかねないし。


 まぁ、ステータスの変化もなかったから身体の方は可能性が低そうだったし、精神的な侵食の方で対策を考えて良さそう。

 とは言っても、私たちから直接的なことは何もできないんだけどね。


「ソフィア、司祭様に何かあったら私に教えてくれる? きっと心配させてたくないって仰るだろうから、本人には内緒で」

「わ、わかりました!」


 身を乗り出さんばかりに快諾してくれたソフィアに、罪悪感が止まりません。

 【巫術】スキルのような憑依と違って、波長が合っているからこそ起こる精神的な侵食は、乗っ取られてしまえば引き剥がすことはできなくなってしまう。


 彼の心が負けてしまえば、あとは殺すしかないんですよね。





 教室の準備に教師の募集と選出、住民への告知と説明、生徒の募集。

 その他諸々も滞りなく進み、学校の発足を提案してから数か月経った今、いよいよ最初の始業式が開かれようとしていた。

 ……んだけど。


「ど、どどど、どうしましょう司祭様! あ、あんなに沢山の方が……!」

「落ち着きなさいソフィア。まず深呼吸しましょう」

「し、司祭様、服が前後逆です!」

「こ、これは失礼。私も落ち着かなければいけませんね。取り敢えず、お茶をいただけますか?」

「手に持ってるじゃないですかぁ~……」


 校長にあたる司祭様と、教師になるソフィアはずっとこんな感じ。


「お二人とも、朝食はとられましたか?」


 苦笑しながらそう訊ねたフランクさんに、二人は恥じ入るように首を横に振った。


「いえ……。どうも昨夜から食欲が湧かず、今朝は何も」

「それはいけません。イリア」

「はい。少し厨房をお借りします」


 持ってきたものを温め直したり茹でたりして、器に盛ってトレイで運ぶ。

 三つのトレイにはそれぞれ牛乳と、パン・シチュー・サラダ、パン・わかめと卵の中華スープ・ハンバーグ、ミートソースのスパゲッティ・オムレツ・海藻サラダが乗ってる。


「こ、これは……?」

「給食の試作品です。主食がごはんのレパートリーもありますが、本日はパンに限らせていただきました」

「お好きなものをお選び下さい。私も朝食をとっていませんでしたので、ご一緒して宜しいでしょうか」

「も、勿論です」


 本当は昼食として持ってきたんだけど、フランクさんの計らいで遅めの朝食をとることになった三人。

 ベルナルトさんとソフィアは緊張で空腹感を忘れてただけみたいで、香りや見た目に釣られて一口料理を口に運ぶと止まらなくなっていた。

 献立のことを話してるうちに緊張も解れたらしく、その後フランクさんが合流して礼拝堂で行われた始業式も無事終了。

 厨房で食器を洗っていたら、他の教師や保護者の方との話し合いを終えたソフィアがやってきた。私が食器を洗っていることに気付いた彼女は、少しだけ狼狽して駆け寄ってくる。


「お姉さま! 私がやりますよ!」

「もう終わるから気にしないで。ソフィアは疲れてるでしょ?」


 慣れないことをすると、普段ほど動かなくてもいつもより疲れたように感じるし。

 事実、彼女も余程疲れているのか、さほど抵抗もせずに引き下がってくれた。


「自己紹介、上手くいった?」

「うう~……聞かないでください~……」


 椅子に座ったソフィアは、テーブルに突っ伏してしまった。


「人前に出ると緊張するよね」

「お姉さまもですか?」

「勿論」


 まぁ、緊張っていうよりその場から逃げたくなるって言った方が正しい。

 受付をやってる人間がそんなことを言っても信憑性なかったかな、と思ったけど、顔を少しだけ上げた彼女は少しだけ安心したみたいだった。


「司祭様も領主様も支部長様もすごいですね……。あんなに堂々として」


 と、そこで一旦言葉を区切ったソフィアは、何を思ったのか、


「お姉さま、一つお聞きしたいのですが……」


 と問いかけてきた。

 彼女が大人になったと言っても、こう余所余所しい言い回しをされると違和感があって、苦笑いを浮かべてしまう。


「何? 改まって」

「えっと……お姉さまは、支部長様と交際していらっしゃるんですか?」



 ……は?

 あまりに突飛な質問で、うまく答えを返せなかった私を見たソフィアは、なぜかあわわと焦り出してしまった。


「え、えっと、支部で同せ、一緒のお住まいと聞いたので! そ、それに、息もぴったりで、ええっと……すごく、お似合いだなーって……」

「……はぁ」


 何のフォローをしたいのか分からないけど、笑顔で焦る彼女の姿を見て、逆に冷静になることができた。

 考えてみれば、改築したばっかりの頃にそんな誤解をされてた気がする。

 事情を知らない彼女にしてみれば、そんな風に思うのも仕方ないか。


「一緒に住んでるって言っても、部屋は別だよ。宿と同じ」

「あ、そ、そうなんですか?」

「うん。支部に就職した理由も、住込みができたからっていうのもあるしね」

「はぁ……」


 今一納得できていなさそうな表情だった。

 というか、もしかしてこれはあれだろうか。


「フランクさんのこと、気になる?」

「へ? ええ!? め、めめめ、滅相もないです!」


 首も手もブンブンと振って否定してるけど、むしろその必死さが怪しかった。

 今までそんな素振りはなかったし、今日の演説を見たせいかもしれない。キリッとしててかっこよかったしね。普段の優しい雰囲気とのギャップとか知ったら、もっとやばいかも。


「ち、違いますよ!? そもそも、私たち教徒は個人への偏った情愛は禁じていますし!」

「う、うん。そうだったね。ごめん」


 身を乗り出しながら興奮するソフィアを宥めるけど、彼女は納得していなさそうな様子だった。でも、その後お茶をしていたら機嫌も直ったから、そこまで固執することじゃなかったのかもしれない。

 別に、誰が誰を好きになったっていいと思うけどね。

 私を巻き込まなければ。


「ここにいたのか、イリア」


 やってきたのは、フランクさんとベルナルトさん。

 フランクさんは少し困ったような表情をしていて、ベルナルトさんに至っては明らかに無理をして平静を装っていた。

 学校のことで何か問題があったのかもしれないけど、ソフィアもいるし隠そうとしてるなら突っ込まないほうがいいよね。


「はい。お帰りになりますか?」

「ああ。司祭殿、ソフィアさん。我々は失礼させていただきます。明日からの授業が実りあるものであるよう、心より願います」

「ありがとうございます」


 挨拶を交わし、フランクさんと私は教会を後にした。





 発情期。

 それは生殖活動を促すために生命に設けられたシステムで、多くの動物に備わっている。

 そして、それはこちらの人種でも同じ。

 獣人の多くは発情期に特有の匂いを醸し出して、同種の異性を興奮状態に導く。

 鳥人の多くは特有の鳴き声や舞いによって、同種の異性のみを興奮させる。

 魚人は鳥人のように舞いを行う他、身体の一部の色を変化させる等して、同種の異性を誘惑する。


 ここで問題になるのが、その誘惑対象は同種の異性であること。対象の変更や発情期の有無を自覚的に行えことにある。


 特定の個人や別の種族に恋愛感情を抱いている者。

 異性との接触を望まない者。


 そういった人たちは、已むを得ず人と接しない生活を強いられることになる。


 それは、多くの種族が混在しているリュネヴィルでも同様。

 ……というか、今の支部が直面している問題だったりする。


「ご武運を~……」


 力なく受注依頼者を見送ったのはクラリス。

 その横で登録処理をしているのはリュックで、ホールにはラシェルとシンシア、それと臨時で給仕に出た私がいる。

 支部のどこを見ても、獣人はいない。

 普通、猫や犬といった獣人の種族でも発情期の時期は別なのに、今回は偶然にも一致してしまったからだ。


「イリアちゃん、おかわりいただける?」

「畏まりました」

「あ、俺も俺も!」

「…………畏まりました」


 ああ……早く発情期が終わってくれればいいのに。

 不幸中の幸い(?)なのは、発情期はリュネヴィルだけじゃなくて世界中で起こってることかな。

 自然と外出する人が減って、そこまで切羽詰ることなく仕事できてるから。


 ただ、その分問題も生じてくる。


「ふいー、疲れた~……」

「あー、やっと着いた……」


 ぞろぞろと支部に入って来たのは、昨日幾つかの依頼を受注していった傭兵ギルド〈水火の紫煙〉の人たち。

 クラリスさんのところで達成処理をしてる間に、代表者以外が席について思い思いのメニューを注文する。

 と、一人が掲示板に目を向けて苦笑を浮かべた。


「おわ……昨日より増えてんじゃん」

「え? うっわ。やっぱり人足りてないんだな……」


 彼らの言うとおり、その視線の先にある掲示板には、多数の依頼表が張り付けられている。

 人手不足により、人口に比例して増えた依頼が解消されずに滞っているせいだ。

 何より深刻なのが、魔物の討伐。

 宿場町やら闘技場やらで観光地化の一途を辿るリュネヴィルに増えた人口と、それを糧に発生する魔物。


 それ以上の数の魔物が、ここ最近は発生するようになっていた。


 私以外は本来の“人口増加による魔物の増加傾向”を知らないから気付いてないけど、魔物は明らかに異常な増え方を見せている。

 その原因は、今の状況を考えれば邪神のせいだと思う。


「こんにちはー!」


 明るく快活な声が支部に響き渡る。


「こんにちは、お姉さま!」

「こんにちは、ソフィア。いつもの所に置いてあるよ」

「ありがとうございます!」


 満面の笑顔を咲かせ、お辞儀したソフィアは厨房へ向かっていった。

 彼女が取りに来たのは給食。給仕にも余裕があったから、彼女を手伝うことにした。


「あ、ありがとうございますっ」


 一番重い寸胴を持っていたせいか、お礼を言おうとしてよろけた彼女を支える。

 寸胴と惣菜の入ったバットを台車の荷台に運び、ソフィアがそれを曳いて教会に向かっていくのを見送った。


 彼女の笑顔が示す通り、学校は滞りなく運営できてる。だけど、一つだけ問題があった。

 それは教科書。

 各科目の教科書は私が作ったもので、前世のものを含め、この世界でも開示して構わない知識を網羅してある。

 おかげで王都から正式な資料として提出を求められたけど、下手をすると検閲制限がかかってしまう恐れがあるから拒否した。勿論あちらは大人しく引くしかないから、教科書の内容を盗もうと王族や貴族の子供の入学を求めてきたり……一悶着があったけど、今は取り敢えず落ち着いてる。


 街の進捗状況を報告するために王都まで行くことになったエクトルさんには、本当に申し訳なく思っております。


 何はともあれ結果として、街の規模・保持戦力・観光産業・教育機関……下手をすると小国以上の能力をもつリュネヴィルに成長しましたとさ。



 それはそうと、始業式以来ベルナルトさんには会ってないんだけど、周囲の評判やソフィア自身と接していても異変は感じられない。

 リュネヴィル周辺、全域の魔物に影響を及ぼすとなると、邪神の仕業としか考えられないのに、だ。


 何にせよ、ベルナルトさんの意識がはっきりしている今、私にできることは少ない。


「……はぁ」


 どうしても後手に回ってしまう憂鬱を、息を一つ吐いて気持ちを切り替えて仕事に戻ろうと支部に戻ると、


「ふ、ふざけないで!」

「ふざけてんのはお前だろ」


 剣呑な怒声がホールに響いて、私は支部から出たくなった。

 とはいえ、喧嘩はご法度として多くの野蛮人を放り出してきた私が見過ごすわけにもいかず、原因を知るために近くにいたシンシアの元に向かうことにした。


「(あ、イリア)」

「(さっきは空けてごめんね)」

「(いえいえ。それより、あれ、だよね)」


 私たちは、改めて口論を続ける人物に目を向けた。


 一方は普人の少女。身なりは弓使いで、表示されてる職業は調合師。

 もう一方は普人の少年で、パッと見の身なりも職業も剣士だけど、もってる得物に剣はない。

 女の子の方が発言は多いけど、顔色と形勢を見る限り男の方が優勢らしい。


「(内容は聞いてた?)」

「(うーん……はっきりとは聞こえなかったんだけど、足手まといだから辞めろ、みたいなことを言ってたかな? その後、女の子の方が立ち上がってー、って感じだった)」

「(そっか……ありがとう)」


 シンシアから聞いた内容を鑑みて話に耳を傾けると、確かに男の方が女の子の能力の低さを責めて、そこに女の子が反論している形だった。

 能力でパーティに問題が起こるのは通過儀礼みたいなところがあるし、悪質じゃないから、力づくで追い出すのはやめておこうと思う。


「宜しいでしょうか」

「あ!? んだよ!」

「他のお客様に迷惑なので、口論は別の場所でお願いします」


 満面の笑みで言うと、不思議とこの手の輩は怖気づく。


「……ごめんなさい。今出ます」


 女の子の方が頭を下げ、荷物を持ち上げる。

 出て行こうとする女の子に、男は声をかけた。


「待てよ」


 そう言って男も立ち上がり、二人は連れ立って支部の入り口に向かう。


「……エリカ。辞める気はないんだな」

「……」


 歩きながらも、二人は続きを始めた。


「そこまで言うなら、俺と勝負しろ」

「……え?」


 立ち止まってしまった二人の元に、私は近づいた。

 強制退去のためもあるけど、勝負なんて剣呑な言葉が聞こえたからだ。

 この支部で、結果の見えてる暴力を見逃すつもりはありません。


 と思ったんだけど、男は振り向いて私を見た。

 近づいてると思っていなかったのか、ビクついたのを誤魔化すように咳払いを一つ置いて、改めて私に向き直る。


「あんた、証人になってくれないか」

「ちょ、ちょっとセルジ、何を」


 困惑しながらも、男の行動を止めようとする女の子。

 彼女に視線だけを向け、男は嘲るような笑みを浮かべた。


「今日から一か月、どっちが多く魔物を狩れるか勝負だ」

「なっ……」

「俺より多く狩れたら……いや、それじゃ簡単すぎるか。どっちが、より高ランクの討伐依頼を熟せるかの勝負にしよう。俺が勝ったら、俺の命令を一つ聞いてもらおうか」


 周囲の呆れるような空気もなんのその。

 嘲笑交じりで告げた彼の提案を、少女が蹴ることを誰もが予想した。

 でも、


「……私が勝ったら?」


 彼女が口にしたのは、ルールの確認だった。

 たぶん、勝負を蹴った彼女に改めて解雇を突きつけるつもりだったんだと思う。男にとっても彼女の言葉は意外だったのか、一瞬呆けてしまっていた。

 でも、すぐに立ち直って嘲笑を浮かべる。


「その時は、お前がパーティに残ることを認めてや――」

「ダメ」


 言葉を遮った少女に、少年を含め、二人のやり取りを聞いていた全員が再び驚愕する。


「その時は、私の命令を一つ聞いてもらうから」

「……はっ。はははははは!」


 少年の笑い声がホールに響く。女の子は睨み据える視線はそのままに、拳を握る力を強めた。

 ひとしきり笑い終えると、少年は少女に告げる。


「いいぜ。そん時は、命令だけじゃなくてお前がパーティに残ることも認めてやる」


 こうして、私はよく分からない勝負の証人に任じられたのでした。

 発情期の傍ら、諍いを起こす男女。

 人口が増えると、問題ごとばっかり増えて嫌ですね。


 いや、本当に。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 発情期の有無を自覚的に行えことにある。 行え「る」、行え「ない」。 正反対の意味に変わりますが、肝心な文字が抜けてますね。 [一言] 完結後年月も過ぎて今更ですが。
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