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イモ☆バナ  作者: 竜華零
80/100

<2013年10月4日>


 今日は妹に電話しました、いつものことです。

 妹の声を聞くことで、私は明日も生きていけるのです。

 というわけで、さっそくコール。


私「妹よ――――っ!」

妹『……ごめん、今電車だから(ぷつっ)』


 お兄ちゃん、しょぼーん……。

 妹とお喋り出来ないなんて、お兄ちゃんしょぼーん……。

 急激にやるせなくなる私、世界が暗いです。

 しょぼんぬ。


 そう思っていると、今度は妹の方から電話がかかってきました。

 電車から降りたのでしょう。

 いそいそと電話に出る私、わくわく。


妹『お兄ちゃん、何か用?』

私「お前の声が聞きたくなって!」

妹『つまり用は無いんだね、じゃあもうバス来るから(ぷつっ)』


 お兄ちゃん、再びしょぼーん……。

 どうも上手くない時期に電話してしまったらしいです、これは参った。

 妹のタイミングを考えずに電話してしまうとは、兄として不覚。

 これは己に猛省を促さねばなるまいと思った矢先、妹からメールが(ちゃっちゃらーん)来ました。


妹『おうちに帰ってから、電話するね♪』


 全力を挙げて大人しく待とうと思いました、まる

 うちの妹は、思いやりのある優しい子です。


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