表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イモ☆バナ  作者: 竜華零
49/100

<2013年2月23日>


1、まずは…………彼女の有無をお聞かせ願いたい!


兄ですから。



2、で?本当は?


兄ですから、兄ですから、兄ですから(以下無限ループ)。



3、まあいいや、初恋は?そしてそれは清寿した?


清寿?

初恋……そう、あえて言うなら15年前、あの子が家にやってきた時。

最初はぴーぴー泣くだけの鬱陶しい子でした、でも面倒を見る内にだんだんと惹かれていく自分がいるのに気付いたんです。


ふっくらとしたほっぺ、紅葉のようにちっちゃな手、子供でも頑張ればだっこできてしまうくらいに小さな身体……その時、私は誓ったのです。

この子を守れる兄貴になろう、と!

ふ、思えばあれが私の初恋だったのかもしれませんね……(ニヒルぶる私)。


妹「私の初恋? お兄ちゃんだったよ、お嫁さんにしてほしかったもん」


いやー、あはははは~。


妹「まぁ、今は……」


え?


妹「おっと(口押さえ)」


…………え?

*次回に続く!(続くんだ……)



4、はぁ…………俺に女を紹介してくれない?


妹を紹介しろとかぶっ殺すぞ貴様(あ、違う?)。



5、そういえばお名前は?


竜華零、一度も変えてないですね。



6、3サイズをお聞かせ願いたい!特に女性!


妹のスリーサイズを知りたいとか八つ裂くぞ貴様(あ、違う?)。



7、そうそう、年齢聞き忘れてたよ。年齢は?


兄です。



8、俺、結婚出来るかな?


妹と結婚したいとか鳩尾100発殴るぞ貴様(あ、違う?)。



9、最近始めたことってある?


ネットゲームですかね。



10、リア充ってさ、地球から滅亡すれば良いと思わない?


妹に手を出さなければ別に。



11、リア充爆発しろー!


はは、彼女のいない私に何をあぐはあああぁぁぁ――――!?

*彼は常々妹充的な扱いを受けていました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ