<2013年1月26日>
ある日、私はどこかでこんな話を聞きました。
「家族仲が良い女性は、結婚できない」
もちろん一概に全ての女性に当てはまるものではないとは思いますが、とにもかくにもそのような言葉が少なくとも一部にあるのは確かな模様です。
曰く、「家族仲が良いと、女性は外に「家庭」を求めなくなる」傾向にあるそうで。
また仮に出来たとしても、女性側の家族との繋がりの強さが夫側への圧力になるのだとか何とか。
なるほど、確かにそうかもしれません。
あんまり過保護だったり過干渉だったりすると、女性の将来にとって良くない、そう言う話ですね。
籠の中の鳥ではありませんが、箱入りではいけないと言う戒めの言葉にも聞こえます。
それを聞き、私は感慨深くふむふむと頷きました。
確かに、将来のことを思えば異性の家族――私の場合は妹――への干渉は控えるべきと、なるほどなるほど、なるほどぉ。
だが断る。
私「そう言うわけで、諦めてください」
妹「(おやつのポ○キー咥えつつ)ふぇ?」
私「大丈夫、兄ちゃんが頑張って働いて養……おや母者、なにするやめ(竜華零さんが人生からログアウトしました)」
しかし私が倒されようとも、第2第3の私の同志が。
父「(妹の肩ポンして)大丈夫、パパが養……おや母さん、なにするやめ(父親が人生からログアウトしました)」
私達の野望は費えたようだ。
母「馬鹿な男共は放っておいて、早く孫の顔を見せて頂戴ね」
妹「えー、まだママの娘でいたいから、やだー(むぎゅ)」
母「あらあら……(しょうがないなぁ、みたいな笑み。妹がたまに見せるのに良く似てるのが印象的、妹が母に似てるんでしょうけど)」
……というか、その結論なら我々が折檻される理由ってなくないですか、母上。