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イモ☆バナ  作者: 竜華零
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<2013年1月22日>


 皆さん、事件です。

 私の妹が、この度メガネっ娘になりました。

 眼鏡デビューです、でも目が悪くなったわけじゃありません。


「ちゃらららったら~♪ 『ジ○ズPC』~!」


 似てもいないドラ○もんの真似をする妹、物凄くどや顔でした。

 まぁ、つまりパソコン用の眼鏡ですね、ブルーライトから目を保護するアレです。

 妹は常に裸眼なので、伊達とはいえ眼鏡が出来たのが嬉しい様子です。


 もう一度言いますけど、皆さん事件です。

 私の妹が、「メガネっ娘」になりました……!


「これで私は、また一つ属性を手に入れたのだ!(どやぁ)」

「手に入れたらどうなるの?」

「眼鏡をかけて三つ編みにすることにより、純朴さが増して他人の信用が増します」

「思ったより物凄く黒いことを考えていやがった」


 それでもって、私を手招き。

 応じて近寄れば、自分がかけていたそれを、屈んだ私の顔にすっぽりかけてきました。


「おお、お兄ちゃんも眼鏡似合うねー」


 さぁ、想像しましょう。

 中3の妹が両手をこちらに伸ばして、自分の顔に眼鏡を指添えてかけている姿を。

 眼鏡越しに妹の楽しそうな笑顔、うん、実に眼鏡素晴らしい。


 そんな、ある晩のことでした。


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