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イモ☆バナ  作者: 竜華零
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<2012年9月15日>


 妹の兄離れ(父離れ含む)宣言から数日、父が何か肩を落としていました。

 何をリアルに落ち込んでるんだろうこの人……と思いつつ隣に座れば、リアルに「しょんぼりしている」としか表現のしようの無いテンションでした。

 ……み○ゴルしますか?


 そうしたら、何故か生温かい視線を向けられました。

 え、何ですかマジで。


「お前もそうだったが、子供というのはすぐに大きくなるもんだなぁ……」


 なんと言うことでしょう、娘に父離れ宣言されて真面目に落ち込んでますよこの父親。

 戦わずして諦めムードですか、早いよ父さん。

 そこで私は言いました、これを松岡修○的に表現すると。


私「諦めんなよ……! どうしてそこで諦めんだよ、もっと頑張れよ! もっと熱くなれよ! 妹に嫌われたって妹のために行動するのが父であり兄だろうがよ……! あ、でもやっぱり嫌われたくは無いです、はい」

(妹「何か最後に本音が漏れたんだけど」母「ほっときなさい」)


父「そうだなぁ……まだ頑張れるかなぁ」

(妹「何を頑張るんだろう……」母「ほっときなさい」)


私「そうだよ、思い出すんだ父さん。2人で妹の結婚相手の条件を考え抜いたあの夜を! もっと熱くなろうぜ!」

(妹「え、そんな鬱陶しいこと考えてたの?」母「ほっときなさい」)


父「……そうだな! まだ早いな、うん!」

私「そうさ、一緒にもっと熱くなろうぜ! じゃないと張り合い無いしな!」

父&私「わっはっはっは――っ」


 良し復活、手間がかかる父親だぜぃ。

 いつか妹が男を連れてきた時には、私と父の2枚を抜かねばならないということを忘れてもらっては困るぜ!

 *まぁ、母か妹に蹴散らされるだろうけど!(お)。



妹「……ママ。パパとお兄ちゃんが何かテンション高いんだけど」


母「ほっときなさい。しょうがないんだから、うちの人達は……まぁ、少しは構ってあげなさいね。寂しがるから」


妹「はぁーい。しょうがないねー」



 しょうがないらしいです。

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