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「進研ゼミ」 のマンガ 別視点

作者: フライデーnom

俺は竹内 力(たけうちりき)。どこにでもいる中学2年生だ。


俺はバスケ部に入って、最近後輩もできて、先輩達と一緒に楽しんでいる。


だけどその裏側にはもちろん敗北者がいる。


彼は瀬値部 真剣(せねべ しんけん)


彼とは小学校の頃から一緒ではあったが、勉強もバスケの技量もパッとしなかった。


「お前に絶対勝つ」


彼は俺に何度もそう言ってきた。


「やれるならやってみろ、口だけ野郎」


毎回言われるとさすがにイラつく。ここ最近は言葉も荒い。


ところが俺に急なハプニングが起こった。


2年生初めての中間テストが平均点ギリギリだったのだ。


今までトップを走り続けた俺にとってこんなことは初めてだった。


だが、心の支えがあった。


「あいつはどうせもっと低いだろう」


そんな邪心が入っていた。


すると


「えっ、瀬値部くん98点! すごいじゃん!」


今回のテストの平均点は60点。彼はそれを大幅に超えてきた。


なんだと、なぜ彼が98なんだ。


俺の下にいたはずなのに


彼の快進撃はそれだけでは収まらなかった。


勉強が気にかかって部活が進まない俺を横目に、あいつはどんどん成長しやがった。


そして夏のインターハイ。俺は補欠になり、瀬値部はレギュラーで出た。


俺はあいつに負けたのだ。



「勝ったよ、竹内くん」


1回戦が終わった後,あいつは俺に言った。


その試合は56対34の圧勝だった。



その後,あいつは俺の好きなバスケ部のマネージャーに告白し、okされたと言う情報が耳に入った。


俺は怒りで手が震えた。


その怒りはあいつができすぎているからなのか、


それとも俺の情けなさなのか。



結局インターハイには俺は出れず、準決勝敗退で幕を閉じた。


インターハイが終わった後、瀬値部は俺に話しかけてきた。


「ごめん、勝てなくて」


俺はなぜかその瞬間、怒りが失せた。


「ざまあ」と思ったわけではない、悔しさが込み上げてきた。


気づくと2人で泣いていた


落ちついたら俺は聞いてみた。


「最近調子いいな、お前。なんかやってんの?」


すると彼は笑顔で、それでいて意地悪そうに答えた。




「進研ゼミを始めたんだ」

結局主人公は進研ゼミを始め、




3年生のインターハイで彼らは優勝を勝ち取ったのだった

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