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【異世界転移】をやってみた《1》  作者: とり
 第4話 おおかみ
26/92

25.季節月(きせつづき)




 ・前回のあらすじです。


 『森の魔法まほうが解ける』





 ・・・・・・


「ユノさま」

 ぐいぐい。

 霊樹(れいじゅ)(つえ)でセレンはユノのほおを突っついた。


「ぐええ……」

 ユノは布団の上でうめく。


 ――(はる)(つき) 四十八よんじゅうはち(にち)


 異世界の(こよみ)は、春夏(しゅんか)秋冬(しゅうとう)(かく)六十日ずつ割りふられた【季節月(きせつづき)】と、それらの中間にはさんだ【土用どようつき】とで構成される。

 【土用の月】は、ひと月が十五日。

 計三百日を周期しゅうきとして、メルクリウスの(とし)はめぐる――。


 ユノは目をました。

 詰所(つめしょ)寝室しんしつである。


「セレンさん、どうしたんです?」

「のんきなものですね。ほかのかたは朝食も()ませて、作戦会議だというのに」

「え!?」


 ユノは飛びきた。

 レザーブーツを()いて、ショート・ソードを装備する。


 まどの外には、すっかりお天道様(てんとうさま)のぼっていた。


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