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【異世界転移】をやってみた《1》  作者: とり
 第1話 ユノ
2/92

2.なう・ろーでぃんぐ…




 ・前回のあらすじです。


 『主人公しゅじんこうが異世界に召喚しょうかんされ、新しい名前をもらう』







 ――メルクリウス。

 それは剣と魔法まほうもの妖精(ようせい)が存在する、幻想の世界である。


「元は平和だったんですけれどね。十年前に魔王(まおう)のちからがしてからは、モンスターも凶暴化(きょうぼうか)してしまって」

「まおう……?」

 少年――ユノの前をセレンはあるいていた。

 森のなかには、鎧兜よろいかぶとをつけた人骨がころがっている。

 ねずみめいた動物が、カリカリ死骸しがいをかじっている。


「これからどこに行くんですか?」

王城(おうじょう)へ」

 妖精ようせい(おんな)は、木の(つえ)で草やツタをはらった。


「その……。ここも出るんですか? 怪物(モンスター)

「ええ。でもこのあたりの魔物(まもの)であれば、私たちに近づくことはできないでしょう」

 セレンはうしろを振りかえった。杖をかかげてみせる。

霊樹(れいじゅ)(つえ)と言います。世界を守護(しゅご)する神木(しんぼく)()から作ったこの道具は、(よこしま)な存在をせつけません。……よわいものに限りますが」


 くさむらおくで、がさがさと(おと)がした。

 鳥の不気味ぶきみな声が響く。


 ふたりは森をぬけた。


 ――平原のこうに、城のそびえるまちえた。







 ・誤字脱字を修正しゅうせいしました。



 ・のちの展開とくいちがう文章ぶんしょう修正しゅうせいしました。


  きゅう→『元は平和だったんですけれどね。十年前に“魔王(まおう)”が誕生(たんじょう)してからは(以下略)』

  かい→『元は平和だったんですけれどね。十年前に魔王(まおう)のちからが増してからは(以下略)』





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