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取り留めのないこと



教室と体育館へ行き来する際、案の定クラスの女子から質問攻めにあった。始業式が終わり教室に戻った今も同じような質疑応答の繰り返しだ。

ただ答えられることは『遠縁である』ということだけだ。

「──だから私も最近知ったんだって」

「ねぇ向陽君ってどんな子!?」

「ど、どんな? 見たとおりだと思うけど……私も詳しくは……」

「付き合ってるの!?」

「なんで!? 付き合ってないよ!」

四季に関する情報は多くない。彼のパーソナリティについては美都自身もまだわからないことが多い。

だがなぜそこから付き合っているというところまで飛躍するのか。つくづく女の子は色めきたった話題が好きなんだと実感する。

「美都知らないの? 向陽君って静かな人気なんだよ」

「え、そうなの?」

初めて知る情報に目を丸くする。だが静かなとは一体どういうことなのだろうか。

その理由はすぐにわかった。

「ほら、向陽君かっこいいでしょ? でもひとつ上だからどう話しかけたらいいかってみんな窺ってたみたいよ」

なるほど、と内心納得した。一つ年上だから敬遠していただけではなかったのだ。

顔立ちも整っており、背もそれなりにある。同い年の男子とはやはりどこか雰囲気が違う。

言われてみれば自分もきっかけが無ければ積極的に話をする相手ではなかった。

「話してみると意外と普通だよ。ほら、もう和真たちと打ち解けてる」

そう美都が指差すのは、教室の窓側にいる男子の群集だ。四季と和真たち男子生徒何人かで談笑している。先程の部活動の話がきっかけで和真が興味を持ったらしく、自己紹介の時間が終わると早速話をしにいく姿を見た。

特にサッカー部である彼は、新入部員として戦力になるかもしれない四季を勧誘したいらしい。

第一中学はサッカーの強豪というわけではないが、毎年それなりに良い結果を残している。勝てる確率が上がるのならばそれに越したことはないのだろう。

男子生徒と女子生徒の話題の相違性が垣間見えた瞬間だ。

「よりにもよって中原かー。余計話しかけづらくなった」

「和真も四季も普通だって」

「名前で呼んでるー!」

きゃあきゃあと伝染するように周囲の女子生徒たちが賑やかになる。

下の名前で呼ぶだけでここまで反応されるとは。おそらくこの状況だと何を言っても結びつけて返ってくることになるだろう。

まあそのうち慣れるだろうと半ば周囲の反応に諦めたとき、春香がおもむろに美都に聞いた。

「ねぇ美都。このこと凛に伝えてあるの?」

春香の鋭い質問に美都はギクリと苦笑いを浮かべる。

「言っ……てない……」

まさかこんな風に知れるとは思っていなかったのだ。凛には今日学校が終わってから説明するはずだった。

「だと思った。早めに言った方がいいんじゃない? って言っても、もう伝わってるかもしれないけど」

「そんな気はする……」

始業式を終えて教室に戻る際、既に他クラスの生徒からの視線が所々で感じられた。凛が知るのも時間の問題だろう。ただでさえ話を先延ばしにしてしまった状況だ。彼女の反応は目に浮かぶ。このことに加え、一緒に暮らしているということを知ったら果たしてどうなるか。

美都は口をへの字にして凛の剣幕を想像した。

「女の嫉妬は怖いんだから気を付けたほうが良いよー」

「え、何の話?」

春香が茶化すように美都に言うと、職員室から羽鳥が戻ってきた。

「はい席についてー。委員決めるよー」

教室へ入るなり、羽鳥が間をおかずにすぐさま指示を出す。

談笑していた生徒たちは慌てて各自の席へ戻った。

「まずはクラス委員からだな。男女各1名。やりたい者はいるか?」

「はーい! わたしやります!」

羽鳥の問いかけに、美都のすぐ後ろから声がした。女子で立候補したのはあやのだ。溌剌とした彼女にぴったりだと思う。

男子の方は昨年もクラスの代表をしていた生徒が静かに手を挙げた。

他に手を挙げる者もなく、案外すんなりと決まった。

「じゃああとの仕切りはクラス委員に頼む」

「はーい」

羽鳥はそういうと教卓から退き、教室前方窓側にある教員用のデスクへと移った。代わりに先程決まったクラス委員が前へ出て残りの委員を選出する。

決めるべき役割を板書していく。それを見ると改めていろんな種類があるなあと思う。

美化や緑化、保健委員の他、体育や理科、数学に音楽など科目に特化したものも存在する。

(どうしようかな……)

いつもであれば残ったものを担うところだが、せっかく中学最後の年だ。

担当した事のない委員をやってみたいという気持ちがあった。

あやのの采配により次々と担当が決まっていく中、美都は気になっていた『音楽委員』のところで手を挙げた。

特に楽器や歌唱が得意というわけではないが、好奇心と興味から気持ちが動いたのだ。

手を挙げたのは美都と吹奏楽部に入っている女子のちょうど定員の2名だった。

「じゃあこれで音楽委員は決まりね。次は────」

意外とバラつきのある委員決めは予想以上に早く終わった。

教室の隅で静観していた羽鳥はそれを確認すると、回してくれたあやの達にお礼を伝え再び教卓へ戻った。

「各自、一年間自分の委員の担当をお願いね。それじゃあちょっと早いけど今日は解散にしようか。部活がある者もいるだろうし。明日からは通常授業なので、いろいろ忘れ物のないように」

はーい、と間延びした生徒の声が響く。

そのまま流れで帰りの号令がかかるかと思いきや、羽鳥が何かを思い出したように教室を見渡す。

「ああ、そうだ月代」

「え? あ、はい」

不意に名前を呼ばれて、きょとんとしながら羽鳥に返答する。

「確認したいことがあるから時間あるならこのあと職員室に来てほしいんだけど、大丈夫そう?」

「あ、はい。大丈夫です」

羽鳥の言う確認事項は何となく予測がついた。特に予定も無いので彼女の依頼に素直に応じる。

「悪いな。それから──向陽も。さっきの部活の件で伝えることあるから来てくれる?」

「わかりました」

斜め後ろから四季の声が聞こえた。

羽鳥に意図はないとは思うが、先程ざわつかせた二人の名前が呼ばれたためまた少しだけ教室内の空気が変化する。

しかし羽鳥は気にすることなく終礼の合図をし、教室を後にした。

一気に室内が騒々しくなる。今日は通常授業も無く、部活の無いものはこのまま帰宅するだけだ。

「美都は今日部活ないの?」

後ろの席のあやのが早速美都に話かける。その声に応じる為美都は振り向いた。

「うん、今日明日と休み。バスケ部はあるんでしょ?」

「あるよー。私も春香もこのまま部活へ直行だよ」

「さすが、始業式から力入ってるね。頑張れ―!」

そんな会話をしていると、隣にいた和真もまた四季のところへ向かい何かを話し込んでいた。

その様子を眺めながら美都の元へ春香が歩いてきた。

「あれはサッカー部に入るね」

「まあ本人が希望してるんだし、あとは和真に任せるよ」

「あれでいて面倒見いいもんね。話相手が出来てよかったじゃない」

さすがに春香も小学校からの付き合いなだけあって、和真のことを良くわかっている。

和真たちの様子を見ながら話していると今度は春香が美都へ釘をさすように言った。

「それよりも美都の方が大変なんじゃない? このあと凛に説明しなきゃなんでしょ?」

「うっ……そうです……」

同じく凛の事を良く知る彼女からの鋭い一撃である。

凛にどう説明しようか朝から考えていたものの状況がややこしくなりすぎて彼女の怒りを買う事は必至だ。恐らく春香もそれを理解した上での発言だろう。

どうにもうだつが上がらないがこのままにしていても仕方がない。

「とりあえず職員室から帰ってきたら考えるよ」

「あれ? 向陽くんと一緒に行かないの?」

扉へと方向を変えた瞬間、あやのが窓際で話をしている四季たちを指さして美都に訊ねた。

元よりその発想はなかったが一緒に行くべきなのだろうかと一瞬考える。

ちらりと彼の方を見た。話したいことが無いわけでもないが今ここで話さずとも帰宅すれば話す時間は取れる。

ただでさえまだ周りはざわついているのだ。

今ここで一緒に行こうものなら更にヒートアップするだろう。むしろそれを望んでいるのかもしれないが。

「まだ話してるみたいだし、先に行ってきちゃうよ。二人は部活頑張ってね」

「そっかー。それじゃまた明日ねー!」

まだ楽しそうに話している四季たちを横目に、これから部活に向かう春香とあやのに手を振る。

凛と帰る約束をしているため、荷物は置いて行ってもよいだろう。何しろ4組はまだHRの途中だ。むしろ荷物が無かったら凛に帰ったと見なされてしまうかもしれない。職員室へ向かう道中、4組の前を通るので気づかれるかもしれないが。

問題は帰ってきてからだ。そんなことを考えながら、美都はひとり教室を後にした。





職員室へ入ると羽鳥は取り込み中のようだった。「呼んでおいてすまないが、少しだけ職員室の前で待っていてくれ」とのことだ。その指示に従い、美都は一旦職員室を出ておとなしく扉の前で待ちぼうけしていた。

考えるのはもちろん凛への説明だ。否、言い訳に近いかもしれない。

凛とは小学生の頃からの付き合いだ。2年生のときに初めて会い、以来ずっと行動を共にしている。

彼女は心配性な性格で、特に美都のこととなると殊更それが増すようだ。なるべく心配させないように行動を心がけてはいるものの、今回ばかりは説明が難しい。ただでさえ、自分もまだ手探りの状況だ。それを整理して伝えるのには何分骨が折れる。

それに、これは憶測だが凛はおそらく人見知りで初対面の人物に対して敬遠する傾向にある。特に対象が男となればそれも加速するだろう。場合によっては逆毛を立てるかもしれない。

そんなことを考えながら唸っていると悩みの種となっている人物が歩いてきた。

「入らないのか?」

まるで何事もなかったように四季が美都に問う。

職員室の前で中に入らず百面相する美都を不思議に思ったのだろう。

「羽鳥先生取り込み中で。終わったら呼ぶからここで待ってて、って」

「ふーん」

そう相槌を打つと四季は美都の隣に並ぶようにして壁にもたれかかった。

通り過ぎる生徒たちは早速噂を聞きつけたのか二人の並んでいる姿をちらちらと見ては何か話している。それとも四季だけを見ているのだろうか。

彼は意外と目を惹く容姿をしている。女子生徒たちが話題にするのもわかる気はする。

横目で四季を見ているとそれに気づいたように美都に問いかける。

「何?」

「いや、……背高いなあと思って」

「男子の平均より少し高いくらいだぞ。お前が小さいんじゃないのか」

「私だって女子の平均だもん」

実際美都の身長は同年代の女子の平均値そのものだ。四季は平均より少し上と言っても170cmは超えているように思える。

そこから計算しても15cm近く差があるため見上げるくらいの美都にとっては四季は十分高い。

少しだけ煽られたかのようでむっとしたが、そのすぐあと彼に訊きたかったことを思い出して話を戻す。

「ねぇ、なんですぐばらしたの?」

「不都合があったか?」

「うーん……不都合って言うか……なんとなく周囲の視線が気になるというか……」

美都のはっきりとしない受け答えに、四季は腕を組んで自分の考えを述べ始めた。

「結局どのタイミングでばれてもそうなるんだ。なら進級して慌ただしい今の時期の方が良い。周りもすぐ慣れるだろうし、後々になってからばれる方が面倒だと思わないか?」

四季の回答に面食らう。

そう言われてみれば今は進級したてでまだクラス中浮ついた雰囲気だ。この混乱に乗じて言ってしまえば周りへの刷り込みは完了し、行動もしやすくなる。彼の言うとおり後々になってばれて騒ぎになる方が厄介かもしれない。そう考えるとすんなり納得できた。

「なるほど。四季って頭いいんだね」

「お前は意外と単純なんだな」

「……褒めてる?」

「褒めてる褒めてる」

そう言いながら四季は軽く笑う。一方の美都は腑に落ちない褒められ方にまた少しふくれっ面になる。

ただ比喩ではなく四季は頭の回転が速いようだ。おそらく勉強もそれなりに出来るのだろう。全てにおいて平均の美都にとっては羨望の対象だ。

こういった会話をしてみると、少しだけ打ち解けたように感じる。先程の教室内の様子からして話し相手が出来たことによって雰囲気も柔らかくなったのかもしれない。

その雰囲気にあてられ微笑みを零すと職員室の扉が開き、羽鳥が顔を覗かせた。

「ごめんお待たせ月代。向陽も一緒か。じゃあ二人ともこっち来て」

羽鳥がそう言って職員室内へと二人を促す。彼女の指示に従い職員室の中に入る。職員室とはいつ入っても独特な雰囲気で、自然と背筋が伸びる感覚になる。

先導していた羽鳥ががたいの良い男性教諭に声をかけた。サッカー部の顧問だ。「さっき話していた見学希望の生徒です」と言ってそのまま四季を紹介する。

後は宜しくと言わんばかりに四季をその場に残し、羽鳥は自分の席へと向かう。美都も彼女について行った。

「待たせて悪かったな」

「いえ! 大丈夫です」

謝罪の言葉を述べながら、羽鳥は自分の席に着くなり書類を取り出した。

「えぇっと…連絡先のことなんだけど」

書類に目を通しながら該当項目で目を留めた。

恐らくそうであろうと思った予想は確信に変わった。

「今年から連絡先が変わってるんだけど、間違ってない?」

「え?」

思わず疑問符が口から出る。どういうことだろうか。

連絡先の確認は毎年のことだがその変更点については初耳だ。

そういえはと思い当たる節を考えてみると一つだけ可能性が浮上した。

「もしかして櫻弥生さんになってますか?」

「あ、そうそう。親戚なんだよね?」

美都が予想した通り、連絡先が円佳から弥生に変更になっているようだ。

どちらがそうしたのかはわからないが恐らく円佳だろう。

保護者であるとは言え、居を移した関係で連絡先を変更せざるを得なくなったとみた。

そう考え、美都は羽鳥の質問に答える。

「はい。今年度からお世話になってます」

「なるほどね。了解」

「あの……それで三者面談に関してなんですけど……」

美都の返答を聞き、ペン立てから赤色のペンを取り出して丸を付けている羽鳥に美都が控えめに話を切り出す。

言うなら今しかないと思った。

羽鳥が不思議そうに美都の顔を再度見る。

「お世話になり始めてから日も浅く、さすがに三者面談をお願いするのは気が引けてしまって……。ま──伯母も日中は働いているため、今回は私だけじゃだめでしょうか?」

若干の交渉気味に羽鳥にお願いをする。気が引けるのは弥生にだけではなく円佳に対してもそうだ。恐らく三者面談のことを伝えれば彼女は時間を作ってくれるだろう。特に「何かあったら連絡するように」と言われている。しかし、まだ自分の進路が不確定な中、このような状況で時間を割いてもらうのも忍びない。

美都の表情を見て羽鳥は悩むように口元に手を当てた。

「本当は保護者の方も同席してもらいたいんだけど……事情が事情だしなぁ」

「お願いします、先生」

「んー……」

眉間にしわ寄せながら、羽鳥は深く考え込む。

中学三年生に進級し、今後の進路を決めるための大事な懇談だ。恐らく普段から仕事が忙しい保護者も他にはいるだろうが何とかして時間を作るのだろう。

無理なお願いだとわかっているため羽鳥を悩ませてしまうのも仕方がない。

しばらく熟考した後、再び美都と向き合った。

「じゃあ今回は私と月代で話をして、その内容を私から保護者の方に伝えるって形でも良い?」

「! はい、それでお願いします!」

「わかった。今回だけね」

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

羽鳥は担任としての妥協点を探してくれたのだろう。

事後報告にすることで円佳の表情が目に浮かぶが、羽鳥の配慮に恩を着る。

美都は深く頭を下げてお礼を伝えた。

持ち帰る予定でいた悩みを一つ解消できたことで少しだけ心が軽くなったようだ。

「まあまた何かあったら相談して」

「はい。ありがとうございます」

「えーっと、あとは……。親戚なんだって? 向陽と」

そう言いながら羽鳥は先程四季を残してきた場所へ目を向ける。

美都もそれにつられて後ろを向く。

何かしら話がまとまりそうになっている彼らを見ながら美都は羽鳥の質問に応じた。

「あー……まあ……遠縁、らしいです……」

言葉がはっきりとしないのは、本当はそうでないという後ろめたさがどこかにあるからだ。

共に暮らしていくうえで、お互いそうした方が良いとの共通認識の元に『親戚』という形を取ったが、もちろん血のつながりは無い。

血縁関係等を調べる手段が無い為確証されることは無いはずだが、少し肝が冷えるのも本音だ。

それもあって羽鳥から目を逸らし言葉を濁す。

「あんたたちの年頃ってそういうのに敏感だから、もし何かあったら言いなね。まあ月代のことだから大丈夫だとは思うけど」

「あはは……。そうします……」

既に同級生からは蜂の巣のような質問攻撃にあっているが特出するものは無い。四季の言うようにあと1週間もすればこの話題も薄くなるだろう。

わざわざ気を遣って心配してくれる羽鳥に苦笑いを浮かべながら相槌をうった。

そんな会話をしているのも露知らず、当の本人は男性教師と話が弾んだのか表情を柔らかくしている。

しばらくは周囲からの目が気になるだろうが仕方がないことだ。

羽鳥という心強い相談先も出来た。目下心配なのは、誰にも話せないもう一つの使命の方だ。

美都はそのまま改めて羽鳥にお礼を伝えると踵を返し職員室の出入り口へと向かう。

その途中、四季の元を通り過ぎたが特に反応も無く、美都は職員室を後にした。





またちょっとだけ短くなりました。

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