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始まりの終わり



少女が力を得た。

毎度のことながら、これが喜ばしいことなのか解らない。それでも指輪が少女を選び、少女が力を望んだのだ。自分は天命に従う他ない。

菫は美都が去った礼拝堂の中央で一人無言で佇んでいた。

鍵を守護する者が揃った。つまり鍵は近くに必ずある。

今までとは、何かが違う。それを言い表すのは殊に難しいがそうであると言わざるを得ない。

顔をあげ、正面の十字架を見た。

歯車は動き出した。動き出してしまった。自分には天命を如何とすることも出来ない。

願うことと祈ること。自分に出来るのはただそれだけだ。

鍵を持つ者も。

鍵を求める者も。

鍵を守護る者も。

ただ平等に幸せを願う。

どうか最悪の事態にならぬよう。

どうか各々の幸せを掴めるよう。

「主よ……」

菫は小さな声で呟く。それでもこの礼拝堂には十分に響く。

時を経て巡ってきた思惑が今、交錯し始めようとしている。








これにて導入部が完結です。

このお話の構想をし始めたときはまだスマートフォンが普及する前でした。

戦うヒロイン物という作品を最近あまり見ないような気がします。なのでどのジャンルで括って良いのかわかりませんでした。

小説家になろうのシステム自体もよくわかっていないので1つの話が1つの章だと思って頂ければと思います。

自分が書きたいことをただ思うままに書いています。いつか誰かに見つけてもらえればよいなと思います。


さて、お話自体はまだまだ続きます。

これは4月のお話です。構想的には12月まであります。

これまでは書き溜めたものを少し校正してあげるだけでしたが今後は書き溜めていないのでちまちまと書いていこうと思います。


また見かけた際にはよろしくお願いします。

それでは。




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