一、旅に出る
よろしくお願いします
よくわからない視点です
『あー仕事めんどくさい。何で喧嘩止めたり管理したり、ダンジョンを作らなければならないんだ?エル?』
『ラトが長で、早く終わらせやすいし、問題にもならないからでしょう、それより早く決めますよ』
『へーい』
愚痴を言ったのはドラゴンのラト。そして、答えたのは相棒のエル。二人は日課の鱗磨きをしながらスケジュールを組んでいる。
『明日は各地の長との会議です』
『げぇ、嫌いなんだよな長たち、話長いし』
『はい、頑張ってください。そのつぎは各種族の王とも会議です』
『やだぁーマジでやだ』
『諦めてください』
彼らは仕事に追われているようです。主にラト。嫌がりながらもしっかり仕事はこなす。心で逃げ出したい、めんどくさいと考えていても、行います。
『もう最強の座、譲るわ』
『そうですか、そういうと思って用意してました。ではこの中から選んでください』
『さすがエル、どれ、見せて』
簡単なノリで次期最強のドラゴンを決める二人。明日の仕事が終わったら譲るそうです。
『譲ったあとどうしよ。んー…そうだ!』
『突然うるさい声出さないでください、で、なにするんですか?』
『旅に出る!お前と!』
『旅ですか、楽しそうですね、行き先は?』
『決めてないが、いいだろ』
『そうですね』
彼らは旅に出るそうです。大丈夫ですかね。
次の日、譲る宣言をして、4万年の長い長いドラゴンの王を終えた。
『おし!それじゃあいくか!』
『そのままいくんですか?』
『あっ』
しかし、問題は山積みだ。
書けました。
これからも頑張ります。